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みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ちより下さって
どうもありがとうございます。
本日はこちらの記事の続きです↓
‐‐
なお(繰り返しですが)モラハラも含め
DVは当然男性が被害者となることもあり、
男性からのDVに関する相談も年々
増加傾向にあります。
弊事務所は
圧倒的に女性からのご相談が多い為
”モラ夫の弱点”という表現にはなりますが、
モラハラ夫とモラハラ妻には
社会的背景や家庭内で担う役割の違いから
同じに語れない部分が多々ありつつも、
同時に共通点もあると考えます。
そういう意味では、
男性被害者にとっても参考になりましたら幸いです。
‐‐
本日取り上げますのは、
正直、明確に2つに分かれる弱点です。
これが弱みになるタイプは
とことん気にするし、
反対に
全く意に介さないタイプのモラ夫も
いました。
さて、それは何かと言いますと、
「親に(モラハラが)バレること」
です。
これまで受けてきた
実際のご相談の中では、
親に対しても最低限の敬意すら示さず
例えば母親の事を「お前」と読んだり、
父親と取っ組み合いのケンカをしたり、
実親もモラ夫に怯えて
腫れ物に触るような対応を受けている、
そういうモラ夫も少なくありませんでした。
そして、真逆の様に
親に対しては大人になっても”良い子”の
仮面をかぶり続けて、
親からの評価を大変に気にする。
親の重たい期待を下すことが出来ず
無理をして
「親の自慢の息子」
で居続けるタイプ。
そういうタイプのモラ夫もまた、
沢山いました。
こう捉えなおすと、
モラ夫って親に対しても高圧的暴力的か
遠慮がちに”良い子”を演じ続けるか、
大変に極端ですよね。
相手が自分の親であってもなお、
丁度よく、適切な距離感と関係性で
付き合うという事が難しいんだ、
そんな風に改めて感じます。
そして本日取り上げるのは後者のタイプ、
親の前で「良い子」で居続けたい
半ば強迫観念に近い様なものを
抱えているタイプのモラ夫についてです。
妻に対しては日常的に
激しい暴言や罵倒、
見下し、侮辱、無視、時に肉体的暴力。
こういう感じですのに、
親の前ではそれはそれは優しい態度に
豹変する。
または、
妻子の前では自己主張が強くて
うるさいほどにしゃべり続けている、
「自分を表現したくて仕方がないんだな」
という様子のモラ夫が、
モラ夫の実家に行き両親の前になると
借りて来た猫の様に大人しくなる。
ついさっきまで、
何日にも渡って妻を無視し続けていたのに、
たまたまモラ夫の実家に帰省するタイミングで、
モラ夫の実家に到着したら、
途端に今まで無視していたなど
みじんも感じさせないほど笑顔で妻に
普通に話しかけてくる。
親の前ではDVモラハラは隠すんだ、
知られたくないんだ、
それは当たり前の事かも知れませんが、
しかし
ここまであからさまにされると戸惑います。
良い面も悪い面も、
親の前なのだからいつも通りに
ありのまま振舞えばいいのに、
物凄ーく取り繕っている感じがします。
モラ夫に暴力を振るわれた後、
「さすがにこれは黙っていられません、
あなた(夫)の親にも相談させて貰います」
そういった途端に
泣きながら「それだけはやめて」と
謝ってきたモラ夫。
反対に
「そんなことしたらどうなるか
分かってんだろうな」
「そんなことしたら最後だ、
俺もお前も子どももう終わりだからな」
と恐ろしい脅しをかけて来たタイプのモラ夫。
いずれにしても、
そこまでして自分の暴力を親には隠したいのか、
バランスの悪い不健康な関係性を
想像させます。
そもそも親子という密接した関係性の中で、
「良い面だけを見せたい」
も、
反対に
「良い所しか見たくない」
も、
無理があるんですけれどね。
親に、
家で妻子にしている事(モラハラ)を
知られる事を恐れているタイプや、
親にはいつまでも「良い子」と思って
貰いたいタイプのモラハラ夫に関しては、
「親に知らせる」
「親に相談する」
という事が弱点になるんだ。
良い悪いは別として
これまでの経験上の事実として、
そういう点に気付きます。
