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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
皆さまこんにちは、
いつもブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
そして、
昨日は福岡マラソンを
走られたみなさま、
お疲れ様でございました~
昨日はとっても寒かったので、
美しい糸島の海を
堪能して頂きたいところでしたが
いかがでしたでしょうか
私は今日は、
街中でカクカクした歩き方を
している方を見かけたら、
昨日マラソン走った人かな~
筋肉痛だろうけど頑張れ~、
と、心の中から
エールを送る事にします
さて、本日の記事です。
DVモラハラや虐待をはじめとした
ファミリーバイオレンス関連の
仕事をしていますと、
少しずつ家庭内暴力に対する
社会の認識が変わり始めて
いると感じる一方で、
それでも未だに、
例えば家庭内モラハラについて
相談した相手から、
「でも殴られている訳では
ないんでしょ?」
「手はあげられていないよね」
と言う趣旨の発言を
された経験のある方にお会いする事が
多いのも、事実です。
それから
モラハラ加害者は外面が良い
と言う事も特徴の一つに
あげられることが多いですが、
モラハラ夫の外面の良い一面しか
知らない人からは、
(弊事務所は”夫からのモラハラ”の
ご相談が多いです)
「えぇ~あの優しそうな旦那さんが!?
あなたが気にしすぎなんじゃないの?」
「どこの家庭もそんなもんだよ、
気にしない気にしない!」
「気にすると辛くなるから
なるべく気にしない様にしたら?
ウチも色々あるけど私はそうしてるよ」
という感じで、
一言でまとめると
「(モラハラの辛さを)気にするな」
と言われている方も多いのです。
モラハラ加害者の二面性の落差と
言いますか、
モラハラさんの外面の良さを考えると
信じられない気持ちも分からなくは
ないですが、
しかしだからと言って、
「気にするな」
と言われて気にせずにいられるか。。?
それは無理だと私は考えます。
ファミリーバイオレンスは
文字通り、
家庭内で暴力支配が行われます。
例え肉体的な暴力が
無かったとしても、
そこに不機嫌な雰囲気を
ビンビンに出している人がいる。
一触即発、
あと1ミリでも何かしたら
大爆発する予感に満ちている恐怖。
そんな状況の人が家庭内に、
身近にいたら、
「気を付けよう」
「怒らせない様に」
「そっとしておこう」
と考えざるを得ないのでは
ないでしょうか。
特に、繰り返しですが、
「あと1ミリ何かしたらキレそう、
気をつけなきゃ」
と言う恐怖や緊張を強いらられる
状況で、
「気にしない」
なんて無理ですよ。
最大限頑張って
「気にしていない振り」
「(モラ夫の不機嫌に)気づいていない振り」
位はやるかもしれない、
場合によっては
モラハラさんの怒りを買わない為に
むしろ
何事も無いように振舞わざるを得ない
状況もあるとは思いますが、
そもそも全く気にしないなんて
無理です。
ご相談の場面で時折
クライアントさんから、
「私が気にしすぎなのかな」
「気にする私が悪いのでしょうか?」
「こういうの、気にしないで
上手く対応する人もいると思うんですよね。
でも私はそうできないから、
私が悪いのかなと思っちゃいます」
等と言う趣旨のご発言を
お聴きすることがあります。
なので改めてお伝えしたいです。
DVモラハラ、虐待、
家庭内に暴力支配がある中で、
加害者の不機嫌やイライラした
「おもしろくない!」と言う雰囲気を、
本当の意味で気にしないでいられる
被害者はいません。
家庭内の暴力的な雰囲気や支配は、
「空気の様に家中を漂う」
と言われています。
空気ですから
それは家の隅々まで行き渡ります。
別の部屋にいるから大丈夫、
離れた部屋にいれば平気、
そういうことでは無いのです。
家庭内に暴力支配がある事自体が
家族に影響を与える事なのです。
