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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします
・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
いつもブログにお越し下さって
どうもありがとうございます。
夫からのDVモラハラの
ご相談に来て下さる方、
親からの虐待経験者の方、
学生時代にいじめに遭った経験を
お持ちの方や、
社会人になってから
セクハラやパワハラ被害に
遭った経験を持つ方。
そういう方々との対話の中で、
しばしば
「私、もっと変わらないと
いけないですよね」
と言う趣旨の発言を
お聞きする事があります。
強くならなくちゃ、とか、
明るくならなくちゃ、
前向きにならなくちゃ、
もっと自分を持っていないと、
ハッキリ言えるようにならなきゃ、
などなど。
まだ離婚や別居から間もない方や、
ハラスメントやいじめ被害について
心のケアを受けられずに、
まだ生々しい傷を抱えている状態の
方々が、
こういう風に仰るのです。
けれど、私は、多くの暴力や支配、
ハラスメントやいじめ被害の
経験者の方と実際にお会いして
言葉を交わしているから
分かるのですが、
「もっとこうならなくちゃ」
「変わらなきゃ」
と仰っているその女性たちは、
すでに良い所を
たくさん持っているのです。
なんて言うか。。
私はカウンセラーなので、
本人が望んで
心から「変わりたい」と思うなら
それは全力で応援するし、
その為に必要ならば
これまで得て来た経験や、
培ってきた学びや知識、技術を
惜しみなく還元します。
けれど、
もし無理して自分を変えようと
しているのだとしたら。。
「もう、
これ以上無理に自分を変える事は
しなくていいですよ」
と言う事もお伝えしたいのです。
今のあなたでもう十分なのだから。
私が目の前のクライアントさんに対して
「もう、無理して自分を変えようと
しなくていい」
と思う時って、
クライアントさん自身が本心から
「こういう風に変わりたい」
と望んでいるというよりも、
周囲の期待に応えようと
している風に見えるんですよね。
親に心配かけない為に
強くならなくちゃ、とか、
親の期待にこたえる為に
もう何ともない風にしなくちゃ、とか、
周囲の人が
「もう離婚してDVからは
離れられたんだから、前向きにね」
「虐待なんて子どもの頃の事、
もう早く忘れなよ」
「ハラスメントに遭ったと言っても
もう退職した会社でしょ?」
「だから早く忘れちゃいなよ」
と言うメッセージに応える為に、
その為に
自分の心のペースはそっちのけで
「明るく前向きにならなきゃ」
「早く元気にならなくちゃ」
と焦ってらしたり。
それでもう忘れたふり、
何ともないふり、
吹っ切れた風に外でふるまって、
家に帰るとクタクタに疲れて
身体が動かなくなる、
何も考えられなくなる、
自分の感情が分からなくなる。。
そういうご経験も
沢山お聞きして来ました。
心がまだついてきていないのに
周囲の期待に応えるために
自分を変えようとするのって、
すごく苦しいし疲れちゃいますよね。
だからもう、そういうのは
無理しなくていいと思うんです。
自分のペースで”とき”が来たら、
その時に無理なく変化していけたら
それでいい。
まだ心の傷が痛んでいる時、
心のかさぶたができる前から
あせって自分を変える必要は
ありません。
そういう時期に
まず真っ先に必要なのは、
心も体もホッと安心を感じること、
そして休むことです。
