「これからを見よう」と、これまで傷ついた痛みと~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

またも台風の接近による脅威が

言われていますね。

 

 

毎年の事なのでしょうが

今年は大雨に台風にと、

 

何だか多い気がします。。

 

 

先月の大雨の傷跡もまだ

言えていない地域の方には、

 

本当に心が折れてしまわないか

心配です。

 

 

どうか、

事前の備えで防げる被害を防ぐためにも

明るい間にしっかり対応したいですね。

 

 

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

 

 

 

これまでも何度か取り上げた事は

ありますが、

 

私は職業柄、

 

DVやモラハラを受け続けた妻が

離婚や別居を決意して家を出た後、

 

DVモラハラの夫から

これまでの暴力や心無い言動などを

反省謝罪する内容の

手紙やLineが届いた時に、

 

その内容を見させて頂く、

 

そう言う事があります。

 

 

 

妻に手をあげた事や

目の前で物を壊した事、

 

子どもに手を上げていた事自体は

認めつつも、

 

「でも」

「だけど君だって」

 

と言い訳や妻に原因がある、

と言う内容が書かれている事も

少なくありません。

 

 

 

そして、

 

「これからは何でも話し合う様に

気を付けます」

 

「これからは変わる事を誓います」

 

「これから変わる自分を見て欲しい」

 

「過去は水に流して

これからを見ていこう」

 

等と書かれていることも、

少なくありません。

 

 

 

理由があれば暴力を選んでもいい。

 

配偶者や子どもであれば

思い通りにしていいんだ。

 

そう言う考え方や価値観を変えられるなら

絶対にその方がいいし、

 

ぜひそうして貰いたいと思います。

 

 

けれど「これから変わる」と言われても、

 

これまで実際に手を上げられたり、

 

目の前で暴れたり

怒鳴られまくったり

大切な物を壊される経験をしてきて、

 

恐怖心を植え付けられ

委縮してしまっている妻が、

 

「これから変わっていくあなた」を

見守る事に同意するかどうかは、

 

妻が選ぶことです。

 

 

「これから変わっていく」

 

「これからの自分を見て」

 

「過去の事は水に流して」

 

「いつまでも過去に拘らず

これからの事を考えよう」

 

などなど、

どんな提案を受けたとしても、

 

それを受け入れるかどうかは

妻が決める事です。

 

 

 

提案を受け入れない妻を怒ったり

責めたり、

中には妻を脅してくるモラ夫も

これまでたくさん見てきましたが、

 

「自分の言う事を聞かない」

「思い通りにならない」

 

を理由に相手に怒ったり

脅しを使う様なことは、

 

それ自体が不健康な関係性の継続を

反対に証明してしまいますよね。

 

 

 

そして大切なことは、

 

仮にこれからDVモラハラ加害者が

変わって行けるとしても、

 

これまで傷つけられた被害者の方の

傷の痛みは残ったままなんです。

 

 

既に植え付けられた相手への恐怖心は、

そう簡単に抜けるものではありません。

 

 

その視点を忘れてはいけないし、

 

そう言う被害を受けてきた側の

心の傷や痛みを無視して、

 

「とにかく水に流して

これからの自分を見て欲しい」

 

「過去にこだわってないで」

 

と言うのは乱暴に思いますし、

 

恐怖や傷つきを与えられた側の

心の傷や痛みに寄り添えないのであれば、

 

なかなか難しいな。。と

正直感じます。

 

 

 

 

そして最後に、


先の6日に続き本日は長崎に原子爆弾が

落とされた日ですね。


今日もまた、

平和について考え

平和を祈る一日にしたいですね。