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みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さって
どうもありがとうございます。
5月最後の日曜日、
みなさま
いかがお過ごしですか?
温かさが少しずつ湿りを帯びて来て、
梅雨が近づく足音が
聞こえて来るようですね。
さて、雑談の日曜日、
早速みなさんと
雑談したいと思います。
本日のタイトルにもしましたが、
「想像力」という言葉。
個人的な意見ですが、
この言葉には大きく2つの
意味合いがあると思っています。
ひとつは芸術性の想像力。
ゼロから1を生み出すタイプの、
豊かさや独創性を感じさせる
想像力をイメージしています。
そしてもう一つは、
これまでの経験の集合体から
先を想像するタイプの想像力。
見通しや見立てをする力、
と言い換える事も
出来るかも知れません。
「これを言われたら相手が
どう思うかな?」
「これをやったら
みんなはどう思うかな?」
これらは
後者の想像力に属するかと思います。
ここで話が急に飛ぶようですが、
先日来報道されている、
岸田総理の長男で
政務秘書官についている、
岸田翔太郎氏の件。
報道によると
昨年翔太郎氏が
首相公邸にて忘年会を開いた様で、
私的エリアで食事会などをするのは
自由ですが、
その際に迎賓機能や執務機能を持つ
公的なエリアにて不適切な行動をし、
それを写真に収めるなどしていた
そうです。
私もその時の写真を報道で
目にしましたが、
確かに敬意や品位が感じられない
写真でした。
この報道を見て私が感じたのが、
先に触れました「想像力」です。
これは、
やってもいい事か悪い事か?
私的なエリアを出て
公的機能を持つエリアでこれをしたら、
周り(国民)はどう感じるだろうか?
公と私のけじめはどこにある?
そういう想像力が働かなかったのか、
そこが不思議だし、残念です。
翔太郎氏といえば、
たしか少し前にも
首相に帯同したイギリスで、
お土産を買う為に
公用車を私的に利用したとして
指摘を受けていました。
更には別の件では、
特定の女性記者に情報をリーク
したのでは?と、
そんな報道もありましたよね。
(個人的には公用車でお土産を買うのは
さて置き、
情報をリークし特定の記者に便宜を
計ったのでは、という疑惑は
大問題だと思います)
今回の件を受けても
岸田総理は翔太郎氏を庇っている様で、
その点は非常に残念ですし、
岸田総理自身の
けじめの付けられなさも感じます。
岸田総理は先に、
性的少数者に対する差別発言をした
荒井秘書官を、
(本人も辞職の意志を示したようですが)
そう時をおかず更迭しました。
もちろん差別は最もしてはいけない事の
ひとつで、
公的エリアでの悪ふざけとは
同列に語れない部分があるとは思います。
しかし荒井元秘書官に対する
処分の素早さと比べて、
翔太郎氏の
情報リーク疑惑、
公用車の私的(不適切)利用、
そしてここにきて
首相公邸における公的エリアでの
不適切行為、
この3つの件を総合しても
まだ厳重注意で済ませる、という点に、
バランスの悪さは感じます。
もしこの判断の中に1ミリでも
「息子だから」
という思いが滑り込んで
いるのだとしたら、
それこそがまさに、
他の人ならとっくに任を解かれているのに、
息子だから守られる特権、という点で、
「世襲」の悪しき側面を
あらわしていると思います。
またここで岸田総理自身が
翔太郎氏をかばうことで、
翔太郎氏が自らを省みたり
けじめをつける機会を
奪ってしまってはいないか?
そんな事も感じます。
それこそ今だけの問題では無い、
「想像力」が試される場面の様にも
思います。
またこれは
いち心理師の独り言レベルですが、
もしかしたら翔太郎氏は、
単純にこの仕事向いていないのでは。。?
そんな事も思います。
恐らく翔太郎氏にも
得意なことや良い部分が
沢山あると思います。
けれど秘書官についてから聞こえてくる
翔太郎氏の話って、
今回の件の様に公私混同、
想像力が乏しく
「これをやったらどうなるか」
と言った先の見通しを立てられない事に
起因するのであろう、不適切行為。
今回の件を受けて
「何をしたら悪いのか、
本人(翔太郎氏)も分かっていない」
と語った自民党関係者の話も
報道されていましたが、
まるで状況を理解できていない様な
報じられ方を見ても、
この仕事について以降
翔太郎氏の強みが生かせず
良くない面が目立っていると言いますか、
そんな風に感じるのです。
(良い事はあえて報道されない、
という事もあると思いますが、
それにしても
着任してからの期間に対して
不適切行為の報道が多いと感じます)
人間、誰しも仕事をしていれば、
ミスすることはあるし、
苦手なことでもしなくてはならない時も
ありますし、
ストレスが無い仕事を探すのは
無理があると思います。
しかしそれでも、
仕事や環境が多少でも自分に合っていれば
自分の新たな強みや得意、可能性に出会えたり、
自分の良い面も見つけられる。
そんなこともあると思います。
けれど反対に、
「この仕事についてから、
自分の良くない面が強調される様になった」
「強味が生かせず
ウィークポイントが際立つ様になった」
という状況があったなら、
それって単純に、
その仕事や環境が
合っていないんじゃないの?と、
そう思うのです。
本当に、いち心理師おばちゃんの
独り言ですが、
「無理してなきゃいいけど」
とは思うんですよね。
最後に、
本質的な部分での
政治家への向き不向きと、
そこに家業や「政治屋」としての
世襲が入り込んだ時の空しさ。
そんな事について考えさせられた書籍を
ご紹介させて下さい。
たまたま何かで知った本ですが、
面白くてむさぼる様に読んだ
記憶があります。
もしお時間と興味がおありの方は、
手にとって見て下さい。
