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・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
さて、本日の記事です。
弊事務所では
モラハラの夫に関するご相談が
多い中で、
お聞きしていて
心が痛むエピソードは
数多くあるのですが、
特にそれを感じるひとつが、
お子さんが傷つけらている
場面をお聞きすることです。
成長と共に
子どもに自我が芽生える、
自分の意思を持てるようになった、
自分で考えて行動できるようになる。
親としては扱いにくくなると
感じることもあるでしょうから
そこには多いに共感しつつ、
けれど同時に、
これは子どもの成長において
自然なことですし、
頼もしさや喜びを感じることでも
あると思います。
しかしモラハラ夫のエピソードの
中には、
子どもが自分の意思を通したときや、
モラ夫(父)の意見とは
異なる意見を持ち行動したときに、
まるで「見せしめ」や
「罰を与える」かのような言動をする、
”あえてしている”と感じるような
子どもを傷つける嫌な言動をする、
そういう場面をお聞きするのです。
自分と異なるやり方、
自分の意見に従わない子どもに
「あえて」
物凄く嫌なプレッシャーを
感じさせるような威圧的な物言いをする。
例えば、
「だったら俺はもう知らないから、
全部お前が一人でやれ」
(絶対にできないと決めつけて)
「やれると思うならやったらいい、
どうせ無理だけど(嘲笑)」
「後で困っても俺は絶対に助けない」
「お前が勝手なことをするなら
もうお前の〇〇は禁止だ」
「言う通りにしないなら
家にある〇〇は使わせない」
など。
相手は子どもですし
何より家族なのだから、
困っていたら普通に助けてあげれば
良いのに、
と思うんですよね。
言う通りにしないと〇〇させない、
〇〇を使わせない、取り上げるとか、
こう言った懲罰的なやり方も
非常に良くないと思っています。
(〇〇にはゲームやPC、タブレット、
漫画や動画を見せないとかが多いです)
幼い子ども達に対しても、
「あえて」一番傷つくようなやり方、
嫌な八つ当たりをしているケースを
お聞きする事があり、
これも本当に辛くなります。
モラ父が子どもを遊びや外出に誘った時に
子どもは他の遊びに夢中だったから
「行かない」
と普通に断った。
ただそれだけのことで、
「お前が俺に付き合わないなら
俺ももう二度とお前に付き合わない」
「じゃあもう二度とパパは
お前と遊ばんでやらないからな!」
と極端なことを言い出す。
断った子の兄弟に対して、
(断った子をA、その兄弟をBとすると)
「じゃあAは置いてBとだけ出かけよう。
B、今日は特別にゲームセンターで
ゲームを多くやらせてあげるし、
帰りはマックにも寄ろう」
「B、Aは俺たちと出かけたくないんだって。
じゃあ二人だけで出かけよう。
今日はBにだけ特別に
カードを買ってやるからな」
等と、
普段はしない様な羨ましがる
プランを聞かせて
あえて見せしめの様な留守番をさせる。
子どもがモラ夫の言う通りに
ならなかった後、
必要以上にイライラして
子どもに大声で当たったり、
近づいて来た子どもの手を
振り払う、
普通に寄って来た子に
「しっしっ!」
とやる時の、
手払い(?)のしぐさで追い払う。
。。こういうの、すごく嫌ですよね。
「そんな言い方しなくても。。」
「子ども相手に
そんな態度をとるなんて。。」
「これは、あえて一番嫌なやり方を
子どもに対してしている」
そう思いつつも、
モラ夫の言動を窘めたくても
そうしたらますます激しくキレたり
もっと不機嫌になる事が分かるので、
見ている事しか出来ない。。
これも、とても辛いと思います。
怒りや苛立ちを感じることは
誰にだってある事だけれど、
そういう時に
自分よりも下の立場の人や、
自分より弱い立場の人に
どんな態度をとるか、
これって
”その人の本質”が現れる部分の
ひとつだと思っています。
親と子と言う関係性は
ただでさえ力の差、
もっと言えば権力の勾配があります。
しつけの場面で子どもを叱って
言う事を聞かないから、
と言うのなら100歩譲ってまだ
理解できる部分があるかも知れませんが、
(イヤ、
だとしてもあえて子どもを傷つける必要は
無いな)
そうではない場面、
むしろ相手が子どもであろうとも
本人の意思や同意が大切、
そういう場面で
子どもの意見が自分とは違った、
子どもが自分の誘いを断った、
それを理由に
子どもに威圧的な八つ当たりをしたり、
”あえて”子どもが傷つくような言動を
する。。
これでは子どもの意思を尊重しているとは
到底言えませんし、
それがその人の本質だとしたら、
とっても寂しくガッカリしますよね。。
