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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
さて、本日の記事です。
「お前たちは結託している!」
突然ですがこの言葉は、
恥ずかしながら私の元父親、
モラハラ元父の言葉です。
自分以外の家族に向けて
言っていた言葉です。
口癖と言ってもいい程度には
繰り返し言っていましたね。。
私は成長過程では、
モラハラの元父、母、兄弟がいる
4人家族でした。
そして、先に結論から言いますと、
私と母と兄弟は、
特段意識して「結託」など
していません。
モラ元父と話すと
とにかく楽しくない、
だけじゃなく、
かなりの高確率で
侮辱される、バカにされる、
悪口を聞かされるなどで、
単に楽しくないだけにおさまらず
不快な思いをさせられるんです。
これも単に不快なだけじゃなく、
何とも言えない後味の悪さを
引き受けさせられたり、
物凄~く嫌な思いを味わわされる。
なので、
親であろうと他人でも、
そう言う人とは関わりたくないから、
なるべく関わらない様に
していただけです。
他の家族と結託していた訳では
ありません。
しかし元モラ父は、母に対して、
「アイツら(私と兄弟)は
お前(母)には話をするのに
俺には何も言ってこない!」
「子どもらはお前(母)の所には来ても
俺には寄って来ない」
などと不満をこぼしてもいました。
でも、
その抱えた不満に対して
「どうしてそうなったのか?」
は考えないのですよね。
当時のモラ父、
一緒に居ても口を開けば
誰かの悪口や不満、
笑えない人を馬鹿にした冗談。
融通の利かない思考回路。
本当に恥ずかしいですが、
ハンディキャップやご病気を
抱えた方をからかいバカにしたり、
放送禁止用語も
バシバシ言う様な人でした。
些細なことでも
思い通りの反応じゃないとキレる、
暴れて物を壊したり暴力もある。
私が
「いやだ」
「やめて」
と言う事はますます楽しそうに
エスカレートしてやってくる。
相手が妻子だと余計に見下しや
思い込みによる決めつけが酷くなる。
繰り返しになりますが。
本当に、平たく言って
関わって楽しい人では無いんです。
むしろ不愉快な思いや
暴力などで怖い思いをさせられるの
ですから、
そりゃ敬遠されますよね。
それなのにそういう自分の言動は
振り返らずに、
積極的に相手が結託して
自分を排除している、
と言う考え方は、
やはり被害者意識を彷彿とさせます。
他者の痛みや「No」の意思表示は
軽視する一方で、
自分の痛みや不満には敏感で
被害者意識が強い、
これもモラハラさんの特徴
ですよね。
家族を不快にする事を
繰り返しておきながら、
相手が「子どもだから」と言う
理由だけで
懐いて貰える、
子どもの方から寄って来るべきなんだと
思える事が、
当時から不思議でしょうがなかったです。
けれどモラ父の方は、
「子どもは親のもの」
「子どものことを決めるのは
親(俺)の権利だ」
「女(娘である私や母のこと)は
男(俺)のアクセサリー」
などと言う発言を
恥とも思わずにしていた人ですから、
どんなに暴力や暴言をしても
「子どもの方から俺に
寄って来るべき」
「俺は絶対に嫌われない」
と本気で考えていたのでしょう。
子どもが全員実家を出た後、
モラ父が怪我をして入院した事が
ありました。
(命に別状は全くない)
私も兄弟も、
父のお見舞いには行きません。
(私は当時東京にました)
その時、病院のベッドでモラ父は、
「これがお前(母)が入院したのなら、
きっとちえ(私)お見舞いに来たはずだ」
と言っていたと
後になって母から聞きました。
恐らく
「お父さん大丈夫!?
心配で心配で、
何はさておき駆けつけて来たよ!」
と私が病院に駆けつけ
かいがいしく看病をする。。
それがモラ父の理想だったのでしょう。
でも私は、
この話を聞いて改めてモラ父に対し
失望というか、
「何も分かってないな」
と思いました。
まぁ、
安定のモラハラ高品質ってことですけどね。
実は父のこの入院の10年ほど前。
私が入院してお腹の手術をしたことが
ありました。
当時私は就職直前で
関東で一人暮らしをしており、
いわゆる入院保証人や緊急連絡を
頼める人が近くにいなかったので、
一時的に実家に戻り入院手術をしたのです。
その時もモラ父はまぁ、
色々とやらかしてくれましたが。。
(明日から入院して手術だ、という
入院前日に、
私とは全く関係の無い事でキレて
私の眠っていた布団を奪い取られて
「今すぐ帰れ!」
と怒鳴られ。。もう笑えますね;)
無事に手術が終了し退院したその日の
ことです。
手術を経験した事のある方は
ご存知かもしれませんが、
近年の病院って基本的には
手術の後はそんなに長く入院できず、
3~4日で退院となる事が
多いですよね。
ドレーンが抜けて傷がふさがり、
食事がある程度とれる様になったら
もう退院、みたいな。
私もご多分に漏れず同じ状態で、
ドレーンが抜けた2日後くらいには
痛む傷を抱えたまま退院となりました。
私が受けたのは腹腔鏡下術で、
従来の手術よりは傷口は小さいですが、
それでもお腹に数か所穴をあけて
臓器を取り出したんですから、
起き上がるのも歩くのも笑うのも、
何するにもまだ傷が痛みました。
退院の際は
母が迎えに来てくれましたが
当時母は仕事をしていた為、
帰宅後は祖母とモラ父と
実家で過ごしていました。
すると、お昼過ぎ。
モラ父が、
「おい、ちえ、
腹が減ったからスパゲティ作れ」
と私に言ったんです。。
今だったらきっぱり断れるのですが、
当時はまだ今ほど
DVモラハラの知識や対応策が
身についておらず、
しかも当時は祖母が同居していたので
モラ父を不機嫌にしたら祖母にも
迷惑が掛かる。。
そう考えた私は、
痛む腹を抱えて台所に立ち、
大きなお鍋いっぱいに水を入れて
コンロに運んでスパゲティを茹で、
ナポリタンを作りモラ父に出しました。。
その後みるみる具合が悪くなり
39度近くまで発熱して
2階の布団で休んでいた時、
当時既に足腰が悪くて2階には
上がれなくなっていた祖母が、
恐らく這って2階に来てくれて、
「ちょっとあんた、大丈夫かい?」
と心配して
私の様子を見に来てくれたことを
今も覚えています。
でも、
私はこのことを覚えていますが
モラ父の側は、
自分が言ったこと
退院当日の、痛みを抱えた私に
自分がさせたこと、
覚えていないのでしょうね。
入院手術をした私を労わることなく、
退院当日から自分の為に
食事を作らせた元モラ父が、
いざ入院する側になった時には
「私に心配して駆けつけて貰いたい」
と考えていた事に
力の抜けた笑いが出たことは
言うまでもありません。
もうすでに私の心の中では
決別している出来事ですので、
今更思い出して気持ちがどうなる事も
無いのですが、
しかし、
今現在も生々しいモラハラ親、毒親の
記憶に苦しんでいる方には、
心から寄り添いたいです。
また、
こういう経験があるからこそ、
時折モラハラ夫をお持ちで
大病をされた方が、
重篤な病気が判明した後も
モラ夫に労わって貰えず
ストレスを与えられ続けて、
「私は夫といたら
ある意味殺されるかも知れません」
「私は病気よりも、
闘病中にモラ夫に足を引っ張られて
死んでしまうと思いました」
等と仰ることも、
冗談では無くありうると思うし、
仰ることが私なりにですが、
本当に良く分かるんですよね。
今日は私のお粗末な過去のお話を
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
モラハラって
本当に悲しいですよね。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/公認心理師
佐藤千恵
