隠さなくていい~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

・リブログを除き、記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします

・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

本日もブログを読んで下さって

どうも有難うございます。

 

もう、

相変わらず毎日暑いですね。。

 

 

 

そして本日、8月15日は終戦の日。

 

忘れてはいけない日ですね。

 

 

本日もまた、

時間になりましたら平和への祈りを捧げ、

自分にできる事を見つめなおしたいです。

 

 

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

昨日の記事でも少し触れていますが、

 

ただ今お盆の真っ最中で、

 

中には長期休暇で

家族や近しいパートナーと過ごす時間が

いつもより多い、

 

そんな日々を過ごされているかと思います。

 

 

 

この時、

 

家族や身近な人との関係が

安全であれば良いのですが、

 

そうではない場合、

 

とてもしんどい時間を

過ごす事になると思います。。

 

 

 

弊事務所のクライアントさんは、

 

一番多いのは「夫がモラハラ」

と言うケース。

 

 

夫からのモラハラを長期間

受けてきた方はしばしば、

 

「ポジティブなことは良いけれど、

ネガティブな事はモラ夫には言わない」

 

「辛い、悲しい、怖いなどの感情、

良くない出来事、

そう言う事を夫に話すと

夫はものすご~く不機嫌になります」

 

「(ネガティブな報告をした時)

夫にハッキリと、

『そんな話は聞きたくないんだよ!』

と言われました」

 

「辛くて相談した事を、

『俺に言われても分かんねぇよ!』

と怒られて突き放されました」

 

 

と言う状況を経験されています。

 

 

 

ネガティブな事を言おうものなら

 

「そんな話は聞きたくない!」

 

「お前が悪い!」

 

「自分で何とかしろ!」

 

などと、

さらに責められ余計に辛い思いをした、

 

そんなご経験を話して下さいます。

 

 

 

結果、良い事も含めて

 

「感情表現自体を

夫の前ではしなくなりました」

 

と仰る方も。

 

 

 

この部分は特に

「親が毒親」と言う方に顕著と感じますが、

 

自分が辛さや悲しさ、

いわゆる「ネガティブ」とされる感情を

打ち明けた時、

 

それによって親がイライラする、

不機嫌になる、

否定され怒られる、

 

そんな経験を積めば

幼ければ幼い程、

 

「こういう感情は表現してはならない」

 

「負の感情表現は安全に出来ない」

 

「辛くても一人で我慢しなくては」

 

「(表現を)しない方がマシ」

 

と言う体験知が培われても

無理もありません。

 

 

しかし、

 

心理師としての私の目線で

言わせて頂けるなら、

 

そもそも感情に正も負も、

良いも悪いもありません。

 

 

全て含めて平等に「感情」です。

 

 

 

例えば、

一般的には負の感情と言われる

不安や不快感、辛さ。

 

 

「この人と一緒にいると

私はいつも辛くなる」

 

「この状況は私には不快だ」

 

「こういう環境や、

他者とのこの位の距離感になると、

いつも不安になるなぁ」

 

こういった感じ方や感覚は、

自分を守る為に必要な

シグナルの役割をしてくれています。

 

 

「この人」、

「この状況」、

「この環境」、

「この距離感」、

 

これらが自分にフィットしていない事を

教えてくれているのです。

 

 

 

常に強い不安は良くありませんが、

 

対象がはっきりしている健康的な不安であれば、

 

むしろその不安は

私達に色々な対処や準備をさせてくれます。

 

 

だからそれを隠したり、

 

苦しいのに一人で何とかしようとしなくても

大丈夫です。

 

 

 

 

繰り返しますが、

 

感情それ自体には良いも悪いも無く、

 

全てが平等に「感情」です。

 

 

そもそもその自然な感情を、

 

良い感情だけ話していい、

ネガティブな感情は言うな、

 

と言う風に、

 

他者によって制限される事自体が

不健康です。

 

 

もちろん

他者にとっても、そして何より

自分にとって安全な感情表現である事は

必要ですが、

 

辛い、悲しい、苦しいなどの

一般にネガティブと言われる感情も、

 

あなたにとっては大切なシグナル。

 

 

隠す必要も、

打ち消す必要もありません。