「モラハラ教」と呼んでいた~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは。

 

 

世の中はお盆休みに突入ですね。

 

 

事故なく、怪我なく、

DVモラハラ虐待もなく、

 

誰もが「ただ楽しかっただけ」の

夏休みが過ごせます様に。

 

 

 

 

 

昨日の記事で、

 

報道で見聞きした事をベースに

旧統一教会に関連する内容を書きました。

 

 

 

旧統一教会はカルトとされ社会問題化し、

現在も社会問題とされています。

 

 

この「カルト」と言う視点で

DVモラハラ、虐待をはじめとした

ファミリーバイオレンスを見た時、

 

ファミリーバイオレンスが存在する家庭と

カルトの共通点が見えてきます。

 

 

そもそも、

本日の記事タイトルにもしましたが

 

家庭内で起こるモラハラを、

 

「モラハラ教」「モラハラカルト」と

称している被害経験者の方も過去には

いらっしゃいました。

 

 

 

そこでカルトについての報道内容や

ネットで調べて見たところ、


 

カルトの特徴と言えるものしてザッと

以下の様なものがありました。

 

 

・教義に絶対服従

 

・教団の利益が個人よりも優先される

 

・脱会を許さない

 

・目的の為に手段を正当化する

 

・外部との遮断

 

・最初は正体を隠して接近してくる

 

・不安や不信を与える

 

・マインドコントロールや洗脳が起こることも

 

 

 

これらの特徴は、

虐待やモラハラに共通すると感じる部分が

あります。

 

 

上記の中のいくつかに触れておくと、

 

・教義に絶対服従

→モラハラの配偶者や虐待親に殆ど

服従状態になる。

単なる意見の違いも含めて、

異論を唱えると危険な攻撃を受ける、

家の中が安全では無くなるので、

服従せざるを得ない。

 

 

・教団の利益が個人よりも優先される

→例えば家族のお出かけで、

子どもが全然楽しめていないのに、

『家族で出かける』ことに拘り執着する、

 

暴力が起きて家族が苦痛を抱えているのに

『家族なんだから一緒にいるべき』

を強要されてきた、

 

そういったモラ夫や虐待親の

具体的なエピソードをお聞きしています。

 

 

・脱会を許さない

→DVモラハラの配偶者との離婚や別居や

毒親のいる実家を出る事に

攻撃的に激しく反応される事があります

 

 

・不安や不信を与える

→「お前なんか一人では生きて行けない」

と不安を与えたり、

「みんなお前が変だと言っている」

と周囲の人間関係への不信をあおる、

そういうエピソードをお聞きしています

 

 

・マインドコントロールや洗脳が起こることも

→「渦中にいた頃は洗脳状態だった」

と仰る方は多い

 

 

 そして何より家族が壊れてしまうところも、

非常に痛ましい共通点だと思います。



 

家族に支配や暴力が発生した時、

 

家族はカルト化する。

 

 

これは個人的な経験に基づく見解でも

ありますし、

 

ファミリーバイオレンス界隈では

同じ趣旨を仰る専門家にも出会う事があります。

 

 

家庭という、外部から遮断された

特殊で密な関係は、

 

意識して風通しを良くしておかないと、

 

一度良くない方向に転がりだすと

非常に危険な状態にもなり得る。

 

 

 

「家族」と言うと無条件に

温かいもの、優しいもの、良いものと言った

イメージが先行する事がありますが、

 

残念だけれどそうでは無い家族もある。

 

 

むしろ家族間の暴力支配だからこそ、

より危険な状態になることだってある。

 

 

この事を社会が知っていることが

まずは大切なのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

行政書士/公認心理師

佐藤千恵