お前のせい、と言うメッセージ~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです

 

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さり

どうもありがとうございます。

 

 


6日の広島に続き、

9日は長崎に原爆が落とされた日ですね。



この記事は前日に書いていますが、


原爆投下の時間に合わせ

本日も黙祷したいと思います。

 

 




さて、本日の記事です。

 





「夫がモラハラだってもっと早く気づけたら、

あんなにも自分が

擦り減らずに済んだかも知れない」

 

 

「夫がしている事がモラハラだって

もう少しでいいから早く気づきたかった。

 

そうしたらあそこまで振り回されて

ボロボロになる事も無かったかも知れない」

 

 

時折、

 

こう言う事を語って下さる方に

出会います。

 

 

 

特に、

 

夫から日常的に向けられる怒りや

イライラ、

 

理不尽や暴力について、

 

「DVやモラハラだ」と気付ける前の時期。

 

 

 

その時期は、

多くの方が混乱を経験します。

 

 

結婚前は、少なくとも

 

「この人と結婚しよう」

 

と思える程度には良い人だったし、

コミュニケ―ションも取れていた夫。

 

 

その夫が、

 

結婚後は急に些細なことで激しく苛立ったり

怒鳴るようになり、

 

訳も分からず無視される様になった。

 

 

理由を聞いても、

 

「自分で考えろ」

「聞かないと分からないのか!」

 

と更に怒鳴られるか、無視される。

 

 

けれどふいに目が合うと

物凄い目つきで睨まれて、

 

「あの酷い睨みは、

『俺の不機嫌はお前のせいだ』

と言っていました」

 

と当時を回顧された女性もいました。

 

 

 

 

この時期の方は、

 

「夫の不機嫌」を察知すると

半ばパニックの様な心境だと思います。

 

 

おろおろとしてしまったり、

 

頭が真っ白になる。

 

 

「私、何かしてしまった!?」と

焦って振り返ったり、

 

「この状況で

どうするのが正解なんだろう!?」

と焦って考えたり。

 

 

 

けれどどんなに妻が一生懸命考えたり

努力してアプローチをしても、

 

妻の言動でモラ夫のDVやモラハラが

止まることは殆ど無いのですよね。

 

 

モラ夫は、

気が済むまでモラハラをするし、

 

DVやモラハラが止まるのも

モラ夫のタイミングです。

 

 

これは私の経験上、

 

「モラ夫からの長期の無視」

を経験した方が

口を揃えて仰ることが多いですが、

 

「ずっとずっと無視されて、

 

謝ったり機嫌を取ったりするけれど

ダメで、

でもある時突然夫の方から

何事も無かったかの様に話してきます」

 

 

「私が謝っても無視は続くし、

 

逆に何もしていなくても

ある時急に夫が話しかけてきて

無視が終わります」

 

と言うご経験をお聞きします。

 

 

 

結局妻がいかなる言動を取っても、

 

モラ夫がしようと思えば

モラハラに遭うし、

 

タイミングが来たら何もしていなくても

無視が終わる。

 

 

被害を受ける側が

コントロール力を持つことが出来ない。

 

 

そんな一面が垣間見えます。

 

 

だからDVやモラハラは、

 

「それを選んだ人間の責任」と言っています。

 

 

決して「される側の努力不足」では

無いのです。

(する側は

「お前のせい」「お前が悪い」と

言ってきますが)

 

 

 

ここの部分に気付けていないと、

 

される側は満たされることの無い

モラハラ側のニーズを満たす事に疲弊し、

 

とても苦しい事になると思います。

 

 

 

DV、

中でも特に分かりにくいモラハラにおいては、

 

気づくことの重要さを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

行政書士/公認心理師

佐藤千恵