「ママもう離婚していいよ」~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日も

ブログにお越しくださいまして

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

今日は、

 

少し前(結構前?)にカウンセリングで

お話を聞かせて頂いた、

 

Aさんの経験について書かせて頂きます。

 

 

「ぜひ(ブログに)書いて!」

 

と笑顔で言って下さったAさん。

 

 

ありがたいと同時に、

 

本当に大切な大切なAさんの経験。

 

 

結局私の方が、

まとめるのに少し時間が掛かってしまいました。

(Aさん、すみません;)

 

 

 

 

Aさんは、

 

結婚後に

夫からDVモラハラを受ける様になり、

 

それが出産で更にひどくなって、

 

「子どもには、

生まれてからずっとDVの家庭しか

見せられなくて。。

 

それが本当に申し訳ないです」

 

と、

カウンセリングの初期の頃、

 

そんな風にお話されていたのが

今でも印象に残っています。

 

 

 

この後、

Aさんと数年にも渡るお付き合いになるとは

当時は思ってもみませんでしたが、

 

数年かけて、

 

AさんはDVモラハラの夫と別居~離婚と

進んで来られました。

 

 

離婚後もAさんとは、

 

以前よりは間は空きつつも、

 

定期的に

お話させて頂く関係が続いています。

 

 

 

 

Aさんには娘さんがいます。

 

 

最初に別居してからもう数年経った今、

 

Aさんの娘さんは

ステキなティーンエイジャーに

成長しています。

 

 

 

少し前のカウンセリングで

Aさんが、

 

娘さんとのこんな対話を話して下さいました。

 

 

「先日、

娘と別居した日の話になって、

 

”もう、〇月〇日(別居した日)は

私たちの記念日だね!”

 

って。

そしたら娘が、

 

『実はね、

あの頃もしママが家を出てくれなかったら、

私、

”ママもう離婚していいよ”

って言おうかな、ってずっと思ってた』

 

って言ったんです。。

 

当時の娘がそんなことを考えていたなんて、

全然知りませんでした」

 

 

と。

 

 

別居の直前は、

長年の辛いモラハラに加え、

 

モラ夫が訳の分からない事でキレる事が

増えたり、

 

キレた時の暴れ方が激しくなり、

いよいよ壁に穴をあけたり物を壊す様にも

なった時期。

 

 

 

Aさんはこの頃、

 

当然離婚や別居も考えていたのですが、

 

同時に娘さんの転校や、

離婚になったら姓が変わるかも。。という事を

心配していました。

 

 

でも娘さんの言葉を聞くと、

 

娘さんも娘さんで、

 

お母さんを心配していたのだということ

伝わってきます。

 

 

 

Aさんは娘さんの言葉を聞いて、

 

「私、この時

 

娘にそこまで考えさせていたんだ、

って言う事と、

 

そして改めて当時は、

本当に本当にギリギリの状態だったんだ、

って思いました。

 

あの時、

ギリギリだったけれど決断できて

良かった」

 

 

 

「でも私がそうできたのは、

 

私がたまたまラッキーで、

ちえ先生とか、ウチの親や友達、

会社の人とか、

みんなに聞いて貰えて支えて貰えたから

だと思うんです。

 

でもモラハラって、

誰にも言えずに一人で悩んでいる人の方が

絶対多いと思うから、

 

だからそういう人に応援を伝えたくて、

 

なので

良かったら私のこと書いて下さい」

 

と。

 

 

 

Aさん、

お気持ち本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

沢山のケースを見させて頂いている

私としても、

 

”誰にも言えずに苦しい思いを

している人が多いのだろう”

 

というのは同感です。

 

 

 

そして

こういうケースを見聞きして思うのは、

 

子どもは本当に親のことを

良く見ているということ、

 

そして、

 

親は子どもを心配して見守るけれど、

 

時に子どもの方も、

 

親を心配してくれたり、

見守ったりしてくれているんだということです。

 

 

 

多くの親子に、

 

優しい春が訪れます様に、祈っています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

 

行政書士/公認心理師

佐藤千恵