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みなさまこんにちは、
週末の今日も、ブログにお越しくださいましてどうもありがとうございます。
さて、本日の記事です。
3月も中旬に入り、
色々な保育園幼稚園や各種学校では卒業式が終了したり、間もなく、というところが多いと思います。
また年度末を迎え、
コロナ禍の影響で延期になっていた発表会が行われていたり、
卒業公演のような形で保護者も観覧できる発表会などが催されているお話も、
全国のクライアントさん達からお聞きしています。
公演や発表会、
それまで子ども達は一生懸命練習してきたでしょうから、
ただただ練習の成果が発揮できて、
そして子ども本人が納得できる様に終えられたらな。
ただただそんな風に思い、応援しています。
お子さんの年齢によって違いはあるでしょうけれど、
特に年齢の幼いお子さんであれば、
上手に出来たらそれはその子の自信や喜びになるでしょうし、
もしも失敗しちゃったり泣いちゃったとしても、それは
「緊張してちょっと失敗しちゃったね」
「泣いちゃったね」という一つの思い出でということでOKだと、
個人的には思っています。
(子どもって、失敗しても泣いてもかわいいですし)
場合によっては翌年に、
「去年は泣いちゃったけれど、今年は上手に出来たね!」という事だってありますよね。
しかし、
これもカウンセリングの場面でしばしばお聞きする事なのですが。。。
例えば事務所でのご相談が多いモラハラの夫や、
クライアントさんのいわゆる”毒親”(子ども達からすると祖父母)が、
子どもの発表会を観に来るとなった時。
それまでは
「子どもが楽しく発表会をやれたらそれで良い」
「子どもが一生懸命にやれたなら、結果は上手くできても出来なくてもどっちでもOK」
と思っていた妻が、そうと思えなくなってしまうと言いますか。。
「モラ夫の観ている前で失敗しないで!」
「ウチの(毒)親が観に来るから、どうか失敗しないで!」
とハラハラしてしまう。
こういう発表会などでモラ夫の前で子どもが失敗すると、
帰宅してからその失敗をしつこく責めていて子どもを泣かせてしまった、というエピソードや、
「失敗して俺に恥をかかせた!もう一回最初っからやってみろ!」
等と、
もう発表会は終わったというのにゆっくり子どもを休ませもせず、
怒って家でまでやらせて。。というエピソードを実際にお聞きしてきました。
クライアントさんのいわゆる”毒親”が観覧に来た場合でも、
「孫が一生懸命やっているんだから、”良く頑張ったね”だけでいいと思うんですけど、
私の母は孫を思い通りにしたいので、
”もっと手はこう真っ直ぐにして、指先までピンとして”
とか、
とにかくダメ出しばっかりで子どもが可哀そうなんです」
等と言ったエピソードをお聞きする事があります。
特に年少さんなどでは、カウンセリングの場で、
「園の発表会、ウチの子は泣いて泣いてダメでした~;」
「ウチの子、発表会ずーっと棒立ちで終わりました;」
等と言うエピソードは、毎年のようにお聞きします。
なのでこういう事自体、そんなに珍しい話では無いのですよね(少なくとも私にとっては)。
こういう話題の時クライアントさんと私は、
「じゃあ、”今年は泣いたね”っていう可愛い思い出ですね」
「棒立ちでも何でも、無事に終わったならそれで良し!」
等とお話しています。
子ども達の母親であるクライアントさんも、
先述の通り、何も無ければ
「子どもが楽しく参加できればそれでOK」
「たとえ上手くできなかったとしても、練習を頑張った事実は変わらない」
「みんなと一緒に頑張った、っていう思い出が出来たらそれでいいかな」
などとお考えだったのです。
しかしそれが、
モラ夫や毒親が参観する事になると。。
「子どもが楽しめているかって事よりも、
”とにかく失敗しないで!”
って心の中でずっと祈っていました。私も、こんな自分が嫌でした」
「自分でも嫌になっちゃうけれど、
でもモラ夫や毒親に後で何を言われるかと想像したら怖くて、
子どもを応援するよりも
”お願いだから上手くやって!”
って言う気持ちが上回ってしまっていたんです」
という風に変わってしまう。。
各種の子どもの発表会って、
特に年齢が幼い程、
それに向けて頑張る事を経験したり、
子どもの日ごろの練習の成果や成長を見られるところに醍醐味があり、
決して
「失敗の無い完璧な発表」
を見せる事が本質では無い様に思うのですが。。
やっぱりこういうところでも、
DVやモラハラ、毒親などが絡むと本質が見えにくくなってしまうんだな、悲しいな。。
そんなことを感じます。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/公認心理師
佐藤千恵