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みなさまこんにちは。
本日もブログにお越しくださいましてありがとうございます。
昨夜、千葉県を震源地とする強い地震があったようですね。
夜のことでしたし、
震度5レベルの地震で、みなさま大丈夫でしたでしょうか?
けが人が出たという報道もありましたし、
不安な夜を過ごされた方もいるのではないかと心配しています。
報道では、今後しばらくは強い揺れに注意した方が良いと言っていました。
防災用品などの必要な備えも今一度確認して、
どうかまずは安全第一にお過ごしください。
さて、本日の記事です。
モラハラ夫に関するご相談を日々お受けしていますが、
モラ夫の中には子どもに対して、
「〇歳までにこれが出来る様に」
「子どもはこうであるべき」
という強い考えを持っている事があります。
例えばこれまでお受けしたもので具体的に言うと、
「小学2年生の夏休みまでに、
2年生で習う漢字は全てかけるようになること」
とか、
「英検の〇級は何歳までに取っておくこと」
とか、
「5教科の中で数学が(モラ夫が一番得意だった科目)一番出来ないとダメ」
「子どもは父親(モラ夫)に口答えしてはいけない」
とか、そう言う感じです。
例えば「子どもは21時までに眠ること」と決めた時、
生活習慣を身につける上でこういう決め事は必要でしょうが、
何のためにこの決まりを作るのかを子どもとシェアできておらず、
「決まりを守らせることが目的になっていないかな?」
と感じられるケースが散見します。
繰り返しですが、特に年齢が幼い頃は生活習慣を身につける為に寝る時間を決める事は大切ですが、
しかし眠りは毎日のことですから、
時には予定通りにできないことだってあります。
その時に、
「決まりを守らせることが目的」になってしまっていると、
相手の状況に応じて柔軟に対応するという事が出来ず、
頭ごなしに叱ってしまったり。。
そう言う事が起こりえます。
(と言いますか、実際のご相談場面ではそう言うエピソードをお聞きしています)
モラ夫が子どもに対して、
「毎日ドリルを各教科10ページやる」などと一方的に課して、
そしてモラ夫が帰宅すると毎日
「今日の分はちゃんとやったのか!?」
「チェックだ!ドリルを出せ!」
などと、
帰宅早々怒った感じで子どもに詰め寄るのが本当に嫌だ、
こう言う趣旨のご相談も、これまで複数お聞きしてきました。
こんな風に詰め寄られる子ども達の気持ちを考えると、
本当にいたたまれなくなります。。
また妻に対しても同様に、
「妻とはこうあるべき」
「女はこうするべき」
を一方的に課していて、
妻が思う通りにしないと非常に不機嫌になったり、
悪いと攻撃してくる。
そう言うエピソードに基づくご相談も、日々お聞きしています。
人間、
家族や周囲の人が「良いこと」をしていると思っている時は気にならないものですが、
「悪いことをしているのではないか」と思うと、
とても気になり相手を疑いの目で見てしまう傾向があると感じます。
結局、
"ダメ”や"禁止"、
”こうあるべき”を、
相手にたくさん課せば課すほど疑うようになってしまうと言いますか、
それがちゃんとやれているか、
「自分が言った事をちゃんと守っているのか」が気になってしまい、
ネガティブなモードでの確認をする様になってしまうのですよね。
そして多くの場合、
「ダメって言った事をやっていないか」
「禁止事項を破っていないか」
を確認するときの目は、
対象に対して「温かく思いやりに満ちた大らかな感情」と言うよりは、
「厳しくて疑いを持ったネガティブな感情」に傾きがちになっているのではないかと思います。
モラ夫に関するご相談の中で、
子どもや妻に対して
「あれはダメ、これもダメ」
「こうあるべき、こうするべき」
「こうでなければいけないんだ」
等と思い込み、
実際に妻子にこういった事を課しているモラ夫のエピソードをお聞きすると、
(でも書いていて思いましたが、これモラ夫に限らず”毒親”にも共通しそうですね)
妻子に対して温かみの無い、
まるで審査員の様な目線で
「ちゃんと言いつけを守っているか」
「禁止を破っていないか」
を、
疑いやネガティブな感情でジャッジする、
そんな寂しさのある家庭の空気感が想像できて、
それがとても残念に感じます。
基本的な生活習慣や、親として子どもに身につけて欲しい大切な価値観、
そういう所は子どもと一緒に話し合い考えて決めごとを作るのは良いと思いますが、
あまりたくさんの”ダメ”や”こうあるべき”を押し付けるよりも、
(年齢にも拠りますが)ある程度任せたり、大らかに見守る、良い意味で放っておいてあげる、
こう言う事もまた、大切なのだろうと感じます。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/心理士
佐藤千恵