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事務所の特質上記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい
(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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弊事務所は下記の通り夏季休暇を頂戴します
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これに伴い9月はご予約が取りにくくなる事が
予想されます。
(*休暇明けの9月22日23日24日は既に予約が
埋まっております)
可能であれば8月中のご予約をご検討頂くと共に
9月のご予約をご希望の方は
お早目にお問合せ頂けましたら幸いです。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願い致します。
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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越しくださいましてありがとうございます。
このブログでも時折、
モラ夫がしてくる謝罪について
「モラ夫の謝罪は謝罪じゃない」
「モラ夫は一応謝っていると思っている様だけれど、
謝罪が謝罪になっていない」
「モラ夫が謝る時は、
相手の為ではなく結局自分の為に謝っている」
そう言うお声は沢山聴きましたし、
実際にそういうケースもこれまで見てきました。
モラ夫が謝罪してくる理由は、
私が経験してきた中では例えば、
家の中でキレて暴力を働いた、
家の壁に穴をあける、物を壊す、子どもに当たるなどして
流石の妻も怒りを感じ、離婚を考えていると伝えた時や、
長きに渡るDVモラハラに耐えかねた妻が家を出て離婚を告げた後など、です。
妻が離婚を考えるまでになっているのにも関わらず、
自分の暴力や子どもに当たったことなどを真っ直ぐに認めないままに、
「この俺がこんなに謝ってやってるんだぞ?」
「今までこの俺がこんなに素直になった事無いだろ?」
「まぁ、俺がここまで謝ったんだからもういいだろ?」
等と、
何故か上から目線で言って来る。
妻が夫からの暴力やモラハラによって別居した後に、
夫は自分のこれまでの暴力や「何が問題の本質か」を考えないままに
ただ言葉だけで「謝るから」「反省したから」を繰り返し、
それでも戻らない妻に対して、
「ねぇ、こんなに俺が謝ってるのになんで戻ってこないの?」
「この俺がここまで言ってるのに、なんで許してくれないんだよ!」
と、何故か上から目線だったり、
許さない事が許されず(?)に妻が怒鳴られるの様な事が起こる。
中には、本当に何故か、
妻の方から夫の暴力やモラハラを理由に離婚したいと言っているのに、
「今戻ってくるなら許してやるから」
と上から目線、かつ、モラ夫の方が許しを与える立場(?)になっている。
こういうモラ夫からの手紙やlineのメッセージを、
面談の場面でクライアントさんと確認しているとき、
クライアントさんと私の間でしばしば、
「。。これって、本気で言ってるんですよね?笑かそうとしている訳じゃないんですよね??」
「本人(モラ夫)は至って真剣に、これが通ると思って言ってるんだと思います。
”自分だけが正しい”人(モラ夫)でしたから」
「こんな上から目線の謝罪で?」
「ほんと、最後は何かのギャグかと思いますよね;」
「はぁ。。(半ばあきらめたため息)」
と言った、
何とも言えないやり取りが起こります。
謝罪とは、
「謝るから」「反省しているから」と単に言う事が本質では無くて、
謝罪の言葉が発せられる前の段階が重要です。
相手の言う事を受け止める。
自分のしたことを振り返り、受け止める。
誤解があれば説明は必要だけれど、言い訳はしない。
その上で謝罪の気持ちを深める。
そうして本心から、
「自分が悪かった」
「(許してもらえる貰えないに関わらず)自分の謝罪の気持ちだけは伝えたい」
「少しでもいいから相手の心を慰謝したい」
そういった気持ちや概念が心に出来上がった時に、結果として現れるのが謝罪の言葉や態度だと思います。
そのプロセスをすっ飛ばして言葉だけで謝られ、
その上、
「なんで謝っているのに許さないんだ!」
とキレられたり、
「この俺が謝っているのに許さないのか?」
と上から目線で言われたり、
「まぁまぁ、この俺がここまで謝っているんだからさ」
と、
真剣さもなくヘラヘラ言われても。。
それでは
「この人は心から反省しているんだ」とは思えないし、
「ここまで反省し謝罪するなら許したい」とは思えないと思います。
相手が受けた傷つきに見合わない軽い謝罪や真剣さの無い謝罪、
的外れな謝罪は、
聞かされる方にとってはかえってストレスになりますよね。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/心理士
佐藤千恵