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それぞれのご家庭に、
それぞれのルールや決まり、約束事があるだろうと思います。
ルールは基本的に、
「みんなが気持ちよく過ごすため」
「不要な争いごとを減らすため」
「家族の安心や安全のため」
など、
家族全体の為に存在するものだと個人的に捉えています。
一方、
日々お聞きしているDVモラハラ夫に関するご相談では、
モラ夫はしばしば
「独自のマイルール」を持っていて、
しかもそれを妻子に押し付けて来る。。
そんな困りごとについてもお伺いする事があります。
(しかもモラ夫は独自のルールを家族に押し付けるのに、
モラ夫自身はそのルールを守っていないことが多い)
自分の行動基準を定めて自分が守るだけなら別に良いのですが、
それを(家族と言えども)他者にも押し付け
話し合いや同意もなく一方的に強要することは、
やはり良くないやり方と思います。
しかも、
これがDVやモラハラする人特有のものの様に感じますが、
モラ夫が押し付けてくるルールが、
上記で記したような「家族みんなが気持ちよく過ごすため」のルールと
言うよりも、
モラ夫だけが心地良さや満足度を上げる為のルール、
場合によっては妻子を責める口実にする為のルール、
残念ですがそんな風に感じる事もあります。
私がお聞きした「モラ夫マイルール」の中で
印象に残っているものは、
・モラ夫からの着信に妻は3コール以内に出る事
→これは妻の都合に全く配慮していないですよね。
しかも実際のご相談の中では、
3コール以内に出られなかった事でモラ夫から怒鳴られたり無視されたり、
お説教を受けた、という訴えもありました。
家事してた(掃除機掛けていた、水仕事をしていた)、トイレに入っていた、
子どもを連れて外に出ていたなど、
3コール以内の応答が出来ない場面は日常生活の中に普通にあると思います。
・到底やりくりできない生活費を一方的に決められる
→例えば赤ちゃんがいるご家庭で「生活費は月に2万まで」と言うものや、
中高生の食べ盛りの複数の子がいるのに
「食費は月3万まで」とか、
とうてい守ることが出来ない生活費でのやりくりをさせられているケースがありました。
食費が少ないのに
「毎日刺身を付けること」や
「毎日おかずは〇品以上用意すること」
といったルールを作られていたケースも。
生活費が足りなくなると当然モラ夫に追加をお願いするのですが、
そうすると激怒されたり長時間のお説教を受けるので、
最終的には妻の婚姻前の貯金を切り崩す、
場合によっては妻の実家からお金を工面して貰っていたケースもありました。
・モラ夫からのlineには3分以内に返信すること
→これも先ほどの電話着信同様、
妻の都合に対する配慮が感じられません。
・家事は完璧にすること
→この場合「完璧」を判断する権限がモラ夫だけに与えられている事があり、
どんなに家事を頑張ってもダメ出しされる、
他の人から「ちゃんとやっているじゃない」と言われてもモラ夫は認めてくれない、
普通に家事もこなしているのに
「お前は家事もまともに出来ない」
「お前何にもやってないだろ」
等と否定され、
そう言う状況に心身を疲弊させてしまっている方にたくさんお会いして来ました。
・まだ保育園幼稚園や小学生の子に
「泣いてはいけない」
「弱音禁止」
等と言ったルールを課す。
→幼い子どもにとっては、泣くことも含めてあらゆる感情の活動は大切です。
(もちろん子ども以外の世代にとっても)
子ども時代に泣くことを許されない、
困った時や不安な時に弱音も受け止めて貰えないだなんて、
子どもにとっては相当キツイことだと思います。
冒頭で記した通り、
ルールや決まりごとはそのご家庭に合わせて
それぞれにとって必要なものを決めていかれれば良いと思っています。
その前提で、
個人的にはルールは必要に応じて出来るものと思いますし(不必要にルールを課さない)、
できれば民主的にと言いますか、
ルールを決める時はお子さんも含めてみんなで意見を出し、
なるべくみんなの合意や納得が取れるようなプロセスを大切にするのが良い、
そんな風に思っています。
少なくとも、
家庭内で誰かひとりだけがルールを作る権限を独占し
それを他の家族構成員に押し付ける様な構造は、
不健康だと感じます。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/心理士
佐藤千恵