消えない痛み悲しみと、”それでも”という思いと~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

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さて、本日の記事です。

 

 

夫からモラハラやDVを受け続けてご相談に来て下さった女性達が、

 

家庭内で味わった恐怖について、

 

「怖い。とにかく怖い」

 

「言葉には表せない怖さ」

 

「今までの人生で味わったことの無い怖さ」

 

「うまく表現できません、とにかく物凄く怖いとしか。。」

 

 

等と表現するのを

これまでお聞きしてきました。

 

 

 

 

ご自分が抱えた痛みや悲しみについても、

 

「うまく当てはまる言葉が無い感じがします」

 

「とにかく辛いけど、どこがどう辛いと聞かれてもうまく説明できません」

 

「もう自分でも自分の感情が良く分からないんです」

 

「自分が落ち込んでいるのかも良く分からなくて。。

夫にやられて出来たアザを見て”痛かっただろうな”って他人事みたいに思います」

 

 

等との訴えをお聞きしてきました。

 

 

 

 

自分の感じた恐怖や痛み、傷つきに名前や言葉が付かないまま、

 

何とかDVモラハラから離れて安心安全な生活を手に入れる。

 

 

暴力や支配の経験から回復する為には、

とにかく「安心安全な日々の積み重ね」が重要と言われています。

 

 

 

そうして過ごしている内に、

少しずつ自己回復してご自分のこれまでを振り返ったり、

 

自分のペースで時間を掛けて自分の感情を救い上げる事が、

 

ようやくできるようになる。

 

 

 

道のりは人それぞれで、一概に「こうです」と言えるものはありませんが、

多くのケースで

 

安心安全の積み重ねと時間薬、

 

そして場合によっては安心して話せる場、

必要に応じて医療の力も借りて、

 

少しずつ少しずつ痛みや悲しみ、恐怖の経験から回復される方が殆どです。

 

 

 

しかし中には、

 

どうしても、

 

 

どんなに時が経っても忘れられない辛い経験、

 

忘れられない痛み、

 

忘れようもない悲しみ。。

 

 

それらを抱えて生きて行く方もいらっしゃいます。

 

 

 

時間が経てば回復できるものでもない、

 

回復の「要素」さえ集まれば必ず回復できるものでもない、

 

 

回復していく方を見守る一方で、そう言う難しさも感じます。。

 

 

 

しかしそう言う方々も、

 

恐怖や痛み、悲しみを、

受けた直後の生々しいままの状態で抱え続ける、

という事でもありません。

 

 

知恵や勇気、経験を生かして、

 

ご自分なりに、

 

「消せない痛みを少しでも自分で抱えやすい様に」

 

「消えない辛さを自分らしい形にして抱える」

 

そんな心の作業をされます。

 

 

 

どんなに時間が経っても消えない痛みの存在に

立ち止まりそうになる事もありますが、

 

 

しかし、

 

ただ立ち止まっているのではない、

少しずつでも進もうとするクライアントさんやお子さんを見守らせて頂いているとき、

 

 

勇気や前向きさを頂いているのはこちらだ、と強く感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

 

行政書士/心理士

佐藤千恵