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事務所の特質上記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい
(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越しくださいまして
どうもありがとうございます。
毎日暑いですね。
体調を崩さない様に
みなさまお気を付けください。
モラハラ父を持つ女性のカウンセリングを
させて頂くとき、
「子どもの頃、
容姿のことを父にからかわれてすごく傷ついた。
でも顔では笑っていた」
「子どもだったある日、
父が私の顔の作りをブスとか、
”〇〇に似てる”とか馬鹿にしてきたことがあって、
それがあんまりしつこくて、
泣いてしまった事がある」
「子どもの頃、
すごく頑張ってある賞を取った事があって、
私が喜んでいたら父がすごく意地悪な顔をして、
”そんな賞、何にもならない。
こんなのを貰って喜ぶなんてお前バカか”
って言ったんです。
今でもあの時の父の意地の悪い顔と言葉、忘れられません」
等といったエピソードを時折お聞きします。
そしてそういう時、クライアントさんのお母様が
「止めなさいよ」
「〇〇(その方のお名前)が傷つくでしょ」
等と咎めると、
「俺は思った事を言っただけだ、
それの何が悪い」
「本当のことを言っただけだろうが」
等と開き直るのだそうです。
時には
「なんだ、
俺は家の中で言いたい事も言えないのか」
と、更に開き直る事も。
こう言うやり取りは、
日々お聞きする「モラハラ夫」のエピソードとも重なりますし、
私自身もモラ父から
こう言う侮辱を受けた事もあるので、
すごく光景が想像できます。
先日の記事でも書きましたが、
「言った側は軽い気持ちだったり
単なるからかい程度の思いかも知れませんが、
言われた側は傷つく」のですよね。
先程の、
「なんだ、
俺は家の中で思った事も言っちゃいけないのか」
や
「俺は言いたい事も言えないのか」
と言った極論を出す開き直りは、
モラハラ関連のご相談の中では夫婦関係に関わらず
毒親、モラハラ兄弟関連のご相談でもお聞きする内容です。
誰も「言いたい事を言うな」なんてことは求めてはいません。
少し考えれば、と言うか、
大人の知性があれば考えなくてもこの位は普通に理解できるかと思います。
誰しもが自由に自分の意見や気持ちを表現する権利があり、
同時に、
その表現の仕方が無制限に認められる訳では無いでしょう。
矛盾する言い方になりますが、
誰しもが自由に表現していいし、
同時に、
いつでもどこでも何を言っても良い訳では無い、
という事です。
自由に表現して良いけれど、
何かを伝える時には相手や周囲への配慮、TPO、
そして個人的には優しさや思いやりは必要だと思います。
他者への差別や侮辱表現、
バカにした言い方や軽んじた言動は、
相手が自分の子どもだったらしても良い、という事ではありません。
子どもが相手であっても、人として大切に扱われるべき点は
大人と変わりません。
子ども相手に侮辱的な発言をしておきながら、
それを咎められると
「自分は言いたい事も言わせて貰えない」
と被害者の立ち位置に逃げ込むやり方や、
親(大人)に対し対等に反論したり批判する能力がまだ
未熟な子どもに対してこういった言動をするという事も、
正直卑怯では無いかと感じますし、
やった側が思っている以上に
子どもの心に傷が残ることがある、という事を、
多くの方に知っていて頂きたいです。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/心理士
佐藤千恵