「夫が同行しない外出をするには、
夫の許可が必要です」
「私が友人と会う時には
夫に許可をもらう必要があります」
「私が外で誰かと会う時は夫の許可が
必要です。
もしも勝手に私が誰かと会って、
後からその事が夫にバレるとひどく怒られます」
こんな内容を、
ご相談業務の中でしばしば
お聞きしてきました。
「そもそも夫は
私が一人で自由に出かけて
外の人と接触する事を嫌がります」
「夫は自分が同行しない私の外出を
嫌がります」
「夫は私が友人と会って帰ってくると
異常なほどに
”誰と会っていた”
”何を話した”
”俺のことは何か言っていなかったか”
等を聞いて来ます」
と言う内容も複数お聞きしてきました。
毎回こんな風にされると、
出掛ける事がまるで良くない事の様に
感じられてしましますよね。
DVの関係性の中では、
被害者は行動に対して
何かと加害者の許可が必要となる、
そんなことが言われています。
子どもの虐待死が発端となり
後に夫婦間にもDVが起きていた事が
判明した、
千葉県野田市の栗原心愛さんのケース。
ここでも裁判や後の検証の中で、
心愛さんの妹が生まれた時に
関わった保健師さん(?)が、
母親のなぎさ被告と
連絡先を交換しようとしたとき、
なぎさ被告は父親の勇一郎被告に
電話番号を教えても良いか許可を仰ぐような
しぐさを見せた、
そんなことが書かれていて印象に残っています。
大人は自分の責任の範囲で、
誰もが自由です。
誰かの許可が無いと
人と会ってはいけないとか、
外出してはいけないとか、
電話なども含めて話てはいけないとか、
そんな事はありません。
夫婦や家族であっても、
いつ、どこへ、誰と出かけて何をするか。
これは本来自由で、
そこに必要なのは
連絡や調整、相談であって、
「許可」ではないはずです。
もしご自身の行動に
配偶者からの「許可」が必要だと
思わされている方、
実際に
配偶者の許可を得てから行動しないと
ひどい目に合わされる、
と言う状況の方がいらっしゃるなら、
そこには配偶者からの支配がないか?
振り返りが必要だと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました
家族問題専門カウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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