みなさまこんにちは。
本日もブログにお越しくださいまして
どうもありがとうございます。
ここ数日の間にカウンセリングを
させて頂いた、
AさんとBさん。
住んでいる地域も年齢も家族構成も
違うお二人ですが、
モラ夫を持つ妻と言う点が共通しています。
たまたまなのでしょうがお二人が
直近のカウンセリングの中で、
モラハラを受けた後の心境を、
「焼野原に一人立っている気分」(Aさん)
「荒野に一人取り残された気分」(Bさん)
とお話されていて、
何だか不思議な共時性を感じた為、
お二人に許可を頂いて今日の記事を
書かせて頂いています。
Aさんのモラ夫が先日
些細な子どもとのやり取りの中で
「(子どもの)言い方が悪い!!」
と激怒して大暴れしたそうです。
Aさんからしてみればそれは
ほんの些細な事で、
少なくともこんなに暴力的な暴れ方を
しなくてはならない程悪い言い方では
無いと感じたそうですが、
しかしモラ夫は激しく怒っており、
子どもを怒鳴り、Aさんにも怒鳴り、
どんどんヒートアップして行きます。
「言い方が悪い!」と怒鳴られた子は勿論
下の子もモラ夫の剣幕に固まったような表情を
していて、
家の中は酷い状態になりました。
散々怒鳴りまくった後
「金よこせ!!」
とAさんを怒鳴りお金を受け取った
モラ夫は、
(恐らく)パチンコに出かけて
家からいなくなりました。
モラ夫が家を出て行った後、
泣いている上の子の背中ポンポンしながら
下の子にも
「大丈夫?」
とAさんが声を掛けたら、
下の子も途端にギャン泣きし始めたそうで、
二人の子どもを抱きしめたり
なだめたりしながら、
Aさんの目に入った光景は、
怒り狂ったモラ夫が引き倒して転がっている
リビングの椅子でした。
「家の中なのに、
泣いている子どもを抱きしめながら
この光景を見た時私、
”まるで戦時下の焼け野原に
ひとりで立っているみたいだ”
って思ったんですよね。。」
と仰いました。
Bさんはまだ小学校入学前のお子さんを
一人で育てるシングルマザーで、
モラ夫との離婚から数か月経過した
状況の方です。
離婚後も、
毎月最低1回以上の面会交流を
行っていました。
しかしこの面会が大変で。。
面会自体も大変なのですが、
「面会の事前調整」
をする事に非常に骨が折れるのです。
Bさんは離婚時の条件を決める時も、
「面会は子どもの権利だから、
子どもが楽しめる形で
むしろ面会はしっかりやって欲しい」
と望んでいました。
なので面会も「月1回」ではなく、
会える時はもっと面会できるように
「月1回以上」と言う決め方にされたそうです。
しかし実際に蓋を開けてみると。。。
子どものリクエストがあったとしても
モラ夫はいつも
「今度ね」
と言ってばかりで、
モラ夫のやりたい事(行きたい場所)を
優先して子どもの希望を聞かなかったり、
「次はこうしようね」
と子どもとしていた約束を守らない。
約束した面会時間の前であっても
モラ夫の都合で勝手に切り上げてしまい、
まだ遊びたい子どもは大泣きしてしまうなど、
面会から帰ってきた子どもをフォローするのが
大変な事が続きました。
子どもが泣いて帰ってきたときや、
面会後に子どもが泣いたり落ち込むことが
あった時は、
Bさんからモラ夫に
「今回はこうだったから、
次のときはこうしてあげて欲しい」
と、ニーズとして伝えると、
途端に機嫌を悪くして
「だったら会わなくていい!」
「自分の都合ばかり押し付けるな!」
などとなってしまう。
これ、経験者の方は良くわかると
思うのですが、
面会は月1回や2回の事だとしても、
しかしその面会の為のモラ夫との調整は
1週間や10日前から行うため、
「なんか、
せっかく離婚して離れられたのに
結局ずっとモラ夫に振り回されている
感じがします」
とお話されていました。
そして、
「面会が終わる度に
”やっと終わった”
という安堵感があるのですが、
同時になんだかすごく
”荒野に一人とり残された気分”
にもなるんです。
酷くモラ夫に振り回されたときや
子どもが泣いて帰ってきたときなんかは
こっちの気持ちもぐちゃぐちゃにされるから、
、
なおさらです」
と話して下さいました。
DVやモラハラの被害者の心境として、
「戦時下の捕虜に近い心理状態」
と言われることがあります。
荒野や戦争での焼野原は
「捕虜の状態」とは少し違うとは思いますが、
しかしそれでも、
いつ爆発が起きるか、
いつ安全ではなくなるかという点では、
緊張感や恐怖は
近いものがあるのだろうと思います。
不毛な荒野や焼け野原に
一人取り残された様な気分と言うのも、
おひとりで必死にお子さんの
フォローをしている時の孤独感の様なものを
表してらっしゃるのかな、
と感じます。
家庭内のモラハラ、
やっぱりとても辛いなと改めて感じます。
Aさん、Bさん、
今回はブログ掲載のご許可を
ありがとうございました。
今日も最後まで読んで下さいまして
どうもありがとうございました
モラハラ家族問題カウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
* * * * *
【初回30分相談無料】
夫からのモラハラに関する
ご相談/カウンセリング
毒親やモラハラが子どもに与える
影響に関する相談/カウンセリング
行政書士よつ葉法務オフィス
心理カウンセリングルーム
住所:福岡市西区内浜2-2-16
アクセス:地下鉄空港線/JR筑肥線
姪浜駅南口 徒歩7分
電話:092‐338‐8003
*ご相談/カウンセリングは
土日祝日や夜間も行っています)
メール:info@yotsuba-houmu.com
*完全予約制です*
* * * * *