家庭内でDVやモラハラの被害に
合い続けると、
少しずつ自尊心が奪われ、
自分の考えや感覚にも
自信が持てなくなってしまい、
「自分の気持ちを把握する」
「自分の考えや希望を持つ」
と言うことが難しくなってしまいます。
外部との接触をDVやモラハラの夫に
制限されてしまうケースもあり、
そうすると友人や外部の相談機関に
接触する機会も減ってしまう為、
どうしても視野も狭くなってしまいがちです。
そう言う状況の中でも、
DVと言う家庭内で起こる暴力の特徴として、
日々の生活の場で肉体的精神的に
支配や暴力は受け続ける訳ですから、
ますます過酷な状況に追いつめられます。
自分の考えに自信が持てなくなり、
自尊心も低下してしまい、
外部との接触も制限されて
視野が狭くなり客観的な判断が
難しい状況になってくると、
被害者は、
加害者のルールの範囲内での安全を
とにかく優先するように変化して行きます。
それを私は、
「加害者の手のひらの上の安全」
と呼ぶことがあります。
本来であれば、
そもそも暴力がある事を問題視しなくては
ならない。
DVやモラハラ、精神的支配があることが
そもそもの問題です。
妻も夫も一人の自由な尊厳ある大人なのに、
外出や発言、行動などについて
配偶者に何らかのコントロールを受け
自由や尊重が無い事が、
そもそもの問題です。
しかし、
実際家庭内で暴力や支配を受け
加害者に恐怖を感じている状態では、
「そもそもの暴力の問題」
に切り込んで加害者と話をする事は
難しく、
与えられた理不尽なルールの中で、
「それでもまだマシ」
「少しでも相手を怒らせない方法」
を選ぶように、
自然とそうなってしまうのです。
安全ではない中で、
「それでもここで
何とかやって行くしかない」
と言う考えになってしまうのです。
しかし、
加害者の手のひらの中にある安全は
本当の安全ではありません。
あなたのそのやり方を、
たまたま今日は加害者が安全に
受け止めてくれたかもしれませんが、
次回も同じように安全である保証は
ないのです。
DVですから。
加害者の気分、機嫌、
たまたまタイミングが良かったか悪かったか、
そんな流動的な条件で、
同じことをしても加害者がキレない事もあれば
暴力が起こり散々な状態にもなる。
これがDVの現実です。
とても怖いし不安もあるでしょうが、
まずは信頼できる誰かに打ち明けて欲しい。
繰り返しますが、
加害者の手のひらの中の安全は、
本物の安全ではありません。
今日も最後まで読んで下さって
どうもありがとうございました
家族問題カウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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