米国ミネソタ州ミネアポリスで起きた、
白人警官による黒人男性の
過剰拘束による殺人事件。
全米でデモ活動が起こり、
そのスローガンとして当初、
「Black Lives Matter」
が掲げられていました。
連日日本でも報道されていますので、
みなさんもきっとご存知でしょう。
そしてその後、
大切なのは黒人の命だけでは
無くて、
みんなの命が大切だ、という事で、
「Black Lives Matter」
に代って、
「All Lives Matter」
(すべての命は大切だ)
と掲げられることが増えました。
するとこの件に関して、
グラミー賞を受賞したアーティストの
ビリー・アイリッシュさんが
なぜ今あえて
”Black Lives Matter”
のメッセージが必要なのかと言う点に
付いて、
世間にご自分の考えを訴える文章を
あげました。
もしよろしければ、
以下のニュースサイトに翻訳文が
載っていますのでまずはご覧になって
下さい。
この発言について、
私の関心事に話題を寄せて語ると
それこそビリーさんに怒られるかも
しれませんが(苦笑
自分が持っている、
けれど持っている事があまりに当たり前で
気付く事さえ無く持っている特権。
これを私は、
「無自覚の特権」
とか、
「無自覚の権力」
と呼んでいます。
極端な例かも知れませんが
分かりやすく例えると、
日本でもいわゆる政治や行政の世界で
”偉い人”に対しては、
正義を捻じ曲げてでも
周りが勝手に忖度して何事もよしなに
進めてくれちゃった、
と言う事がありましたけれど、
そんな感じです。
実はこの様な事は会社で、学校で、
家庭で、親子や夫婦の関係の中で、
社会や日常生活のあらゆる場面で
起こっています。
無自覚に権力や特権を持っている
人たちは、
相当注意深くいなければ
弱い立場に居る人々の声に
気付く事が出来ず、
弱き者への寄り添いもできないと
個人的には思っています。
更に言うなら、
この無自覚の権力や特権に
気付く事のできない人たちが、
モラハラを始め、
セクハラ、パワハラといった
ハラスメントを行いがちとも感じています。
日本においても、
この無自覚の権力と特権による
ハラスメントはあちこちに存在しています。
ビリー・アイリッシュさんのこの言葉に
対しても、
現在賛否両論が
巻き起こっていると聞きました。
みなさんはどの様に受け止めましたか?
なお最後に、
私が「黒人の方に対する差別」を
理解し考える時に参考になると思う映画を
3本ご紹介いたします。
・大統領の執事の涙
・アラバマ物語
・グリーンブック
「差別しないで”やっている”」
「平等に扱って”やっている”」
と言う考えがいかに根深く残っているか、
そういう考え方自体が
自分の持つ特権に無自覚で
いかに差別的なものであるか、
そういう点が良く理解できる映画だと
思います。
今日も最後まで読んで下さって
どうもありがとうございました
モラハラ家族問題カウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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