野田虐待死 父親の裁判求刑 | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

 

 

千葉県野田市で当時10歳の

栗原心愛さんが親からの虐待によって

命を落とした事件で、

 

父親である勇一郎被告の裁判が

求刑まで終わりました。

 

 

求刑は、懲役18年でした。

 

 

 

この手の事件の中では重い求刑

なのでしょうが、

 

どうしても。。

 

 

子ども一人の命の重さを考えると

やりきれないですね。

 

 

 

 

公判の中で、

 

今まで見えてこなかった新しい事実も

判明しましたね。

 

 

 

虐待の態様は本当に

残忍で凄惨なもので、

 

たった10歳の女の子が、

 

学校、児相、母親、祖母や叔母、

 

知っているはずなのに誰も助けてくれない、

と言う状況で、

 

良く耐え続けたな、

本当に辛かっただろうなと思います。

 

 

公判の中で、今まで報じられていなかった

心愛さんの

 

「許せよ!」

「家族に入れろ!」

 

等の発言も聞く事ができました。

 

 

これを実の親に訴えなければならない

環境に置かれた心愛さん。

 

 

もう、恐怖と怒りと屈辱と理不尽さと。。

 

様々な感情で気持ちはぐちゃぐちゃだったの

では無いかと思います。

 

 

本当に、

繰り返しですが言葉もありません。。

 

 

 

 

虐待の一部には、

 

眠らせない、

食事を与えない、

顔面に水を掛ける、

 

等の行為もあったようで、

 

これはテロリストが捕虜等に使う虐待と

やり口が同じでゾッとします。

 

 

 

辛いしもう聞きたくもない話だけれど、

 

(個人的に)この国で子どもの身に

実際に起こった出来事で、

 

目を背ける事は出来ないと感じています。

 

 

 

 

 

勇一郎被告は公判の中で

検察官から

 

「これまで様々な人が証言したが

あなたの話だけが合わない。

他の人が嘘をついているという事か?」

 

と問われた時、

自分の嘘を認めずに反対に

 

「そういう事になります」

 

と、

周囲の人が嘘をついていると取られる

答え方をしたとの事。

 

 

 

初公判の時も

 

「罪は争わない」

 

としながらも暴行の態様については

細かく否定していったという

矛盾もありました。

 

 

 

 

後半の最後の方ではようやく

 

自分のした事を「虐待でした」

と話したようですが、

 

その理由については

 

「当時心愛に言った事は最後まで

やらせようと言う気持ちが強かった」

 

等と、

やはり虐待を矮小化する様な、

 

「あくまで心愛さんの為にやったこと」

 

と言うストーリーを曲げていない印象を

受けました。

 

 

 

 

 

 

心愛さんが死亡し、

自分は逮捕され裁判にかけられているという

客観的な事実。

 

 

心愛さんの学校でのアンケートをはじめとした

証拠。

 

 

様々な立場の複数の人たちが、

勇一郎被告のした虐待について異口同音に

語っている現実。

 

 

 

それらを前にしても

自分の主張を曲げられない勇一郎被告。

 

 

自分が作った既に破綻している虚構の物語を

破る事が出来ない勇一郎被告。

 

 

もう、ほぼ日本中の人がと言って過言では

無い程、

勇一郎被告の残虐性や二面性は

知られているのに、

 

それでもまだ心愛さんのことを

「大切な」とか、

「大好きな」などと言っている勇一郎被告。

 

 

 

この頑ななまでの

 

「現実を無視し、

 

自分に都合の良い物語から離れない」

 

感じは、

一体何なのでしょう。

 

 

 

 

 

虐待には中毒性がある、と

一部の専門家の中では言われています。

 

 

私も今回の事件は、

 

父親が単にストレス発散として虐待行為に

及んだとか、

 

単に育児や子どもに向き合う事に

忍耐が足りずに起きた、

 

とは思えないのですよね。。

 

 

 

 

勇一郎被告は、

 

心愛さんにした虐待の様子を

動画などで記録して持っていたそうです。

 

 

こう言う事を耳にすると、

 

勇一郎被告は虐待によってある意味で

達成感や快楽を得ていたのではないかと

思いますし、

 

そう考えると心愛さんに対する強い執着も

理解できます。

 

 

 

 

長くなりそうなので

続きは明日にさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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