それは子どもが決めること~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

 

 

 

モラ夫に関する相談の中で

子育て中の女性達から、

 

 

「モラ夫から、

 

”子どもが俺を尊敬していないのは

お前(妻)が子どもに言い聞かせないから

悪いんだ”

 

と責められています」

 

 

 

「別居中の夫から、

 

”子ども達に俺が子ども達を

愛している事を伝えてくれ”

 

と言われて、

でもどう伝えれば良いのか。。」

 

 

 

 

「モラ夫から

 

”子どもの俺への感謝が足りないのは

お前のしつけが悪いからだ”

 

と言われて困っています」

 

 

等と言ったご相談をお受けする事も

とても多いです。

 

 

 

 

そして私は、

 

この様な内容のご相談をお聞きすると

少しの怒りと大きな空しさが混在する、

 

とても複雑な気持ちになります。

 

 

 

 

 

みなさんは、

 

例えば父親について母親から、

 

「お父さんの事を尊敬しなさい」

 

って言われたら

それだけで尊敬できますか?

 

 

 

母親から

 

「お父さんはあなたを愛しているのよ」

 

と言われたら、

 

「そうか、父は私を愛してくれているのか」

 

と実感できますか?

 

 

 

「感謝しなさい」と言われれば

感謝の念を持てますか?

 

 

 

 

恐らく、

 

「言葉だけ」

 

ではそうは思えないですよね。

 

 

 

子どもにだって自分で考える力、

 

相手を見る力、

 

相手の言動から感じ取る力、

 

親の言動を見極める目は、

 

最初は未熟でも少しずつ育って、

 

少なくともある程度大きくなれば

そういう力も持つ様になるのです。

 

 

 

 

子どもは日々の積み重ね、

 

父と共に過ごす時間の中で、

 

本当に父親が自分のことを

思ってくれていると実感できれば、

 

「父親は自分を愛してくれている」

 

と感じます。

 

 

 

働く父、家の中での父を見て、

 

仕事に打ち込んでいる姿や、

 

子どもが困った時に話を聞いてくれたり

穏やかに支えてくれた経験、

 

自分がまだ持っていない

見識や経験によって導いてくれる

父を見れば、

 

黙っていても尊敬します。

 

 

 

妻だって、

 

夫が普段から仕事に励みつつ

家族の事を安定して穏やかに守ってくれている

姿を日常的に見ていれば、

 

言われなくても子どもに対して

 

「お父さんのお蔭だね」

「お父さんが頑張ってくれてるからだよ」

 

等と自然に言葉や態度にでますよね。

 

 

 

 

 

事務所のご相談の中でお聞きするモラ夫は、

 

普段から子どもの事は妻任せ。

 

 

子どもが自分の要求を満たさないと

人格否定する。

 

 

感情的になると理不尽にキレる。

 

 

「父さんのいう事を聞かなければ

もう小遣いはやらない」

 

等と、経済力で子どもをコントロール

しようとする。

 

 

休日も子どもや家族で過ごすより

部屋に籠ってゲームばかり、

 

またはパチンコや飲みに行ってしまい

家族の時間を作ってくれない。

 

 

子どもが大切な事を相談したり

何か頼み事をしても、

 

ろくに話も聞かないで

頭ごなしに否定する。

 

 

子どもの前で母親を罵倒したり

責めたり無視したりで、

 

子どもの心を傷つける。

 

 

 

 

別居前にこんな事ばかり

しておきながら、

 

別居した途端に

 

「子どもに

”パパはキミたちを愛している”と

伝えてくれ」

 

と言われても、

言葉だけで子どもを誤魔化すことは

できませんよね。

 

 

 

 

家族よりも自分優先に振舞い続けて

ろくに子どもに関わってこなかったのに、

 

「子どもに俺を尊敬させろ」

 

と言われても、無理がありますよね。

 

 

 

 

普段から子どもと向き合う事も

しないで、

 

それで

 

「パパはキミたちを愛している」

 

と言えば子どもは父親から愛されていると

感じるだろうと思っているとしたら、

 

さらに

 

「父親を尊敬しろ」

 

と言えば子どもは父親を尊敬すると

思っているとしたら、

 

むしろ子どものことを侮っている

とすら感じてしまいます。

 

 

子どもだって自分でちゃんと

考えているし、

 

受け止めているのです。

 

 

 

行動が全く伴っていないのに

口でばかり

 

「俺は父親として子どもを愛している」

 

と言っても、

子どもには通用しません。

(特にある程度大きくなった子には)

 

 

 

 

 

誰からの愛情を実感するか、

 

誰のことを尊敬するか、

 

周囲の人間をどう評価するか、

 

それは大人がそうである様に、

子どもだって自由に決めて良い事なのです。

 

 

 

子育ての中で、時には反抗期などで

子どもの感情が大きく揺れたり

親子の感情的やり取りが難しい時期も

ありますが、

 

そんな時ですら、

 

後から子ども達とカウンセリング等で

振り返ると、

 

子ども達は大人が思っている以上に

冷静に親の振る舞いを見ている事に驚きます。

 

 

 

子どもは本当に、

親を始め周囲の大人をよく見ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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