それでも、幸せ~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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みなさまこんにちは。

 

 

本日もブログにお越し下さって

どうもありがとうございます。

 

 

いつもコメントや「いいね」を下さる

みなさま、

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

今年も間もなく終わりますが、

 

私が今年見たテレビ番組の中で

印象深かったものの一つに、

 

NHKで放送された

 

サンドウィッチマンのお二人が出演された

 

「病院ラジオ、がん専門病院編」

 

があります。

 

 

 

ご覧になられた方、いらっしゃいますか?

 

 

この番組では、

 

タイトル通りがん専門病院に

サンドウィッチマンのお二人が2日間だけ

ラジオ局を開設し、

 

患者さんをゲストに迎えて色々なトークを

繰り広げ、

 

それが院内に流れる様子を放送したもの

でした。

 

 

 

 

どの患者さんやそのご家族の語りも

圧倒的な迫力をもち、

 

その迫力と同じくらいの穏やかさを

感じさせられるものでした。

 

 

どの語りも印象的なものであったの

ですが、

 

私の心に強く残っているのは、

 

ある小学生の女の子の語りです。

 

 

 

彼女は小児がんを患って

長く闘病をしていました。

 

 

ご家族も番組の中でお話をされ、

 

彼女自身は勿論、

 

両親やご兄弟がどの様に娘の、

また兄弟のがん闘病と向き合って

来たのかが、

 

ほんの一部でしょうが垣間見えました。

 

 

 

ご家族と過ごすときの彼女は

本当に、ごく普通の小学生の女の子。

 

 

朗らかで、お母さんに甘えていて、

 

本当に、ごくごく普通のチャーミングな

少女でした。

 

 

 

その彼女がラジオのゲストとして

出演した時、

 

サンドウィッチマンのお二人との

お話の中で、

 

「私、がんなのに幸せで。。」

 

と話したのです。

 

 

こう話した時の彼女は

全く気負った感じも無く、

 

かといってあっけらかんとした

感じでもなく、

 

本当に普通に、

 

「一人の小学生の女の子が

感じている事をそのまま話しました」

 

と言う雰囲気でした。

 

 

そして、

 

その時の彼女の話を院内放送で

聞いているご家族の様子も放送されて

いたのですが、

 

そのご家族(特にご両親)の表情を

見た時、

 

私は涙がこぼれたのですよね。

 

 

でもその涙も決して

 

「可哀そうに」

 

と言う涙ではありません。

 

 

言葉で伝えるのは難しいのですが、

とにかく私の心のどこかの部分が

間違いなく動いた瞬間でした。

 

 

 

この番組を見てからそう時をたがわない

時期に、

 

私のお付合いの長いシングルマザーの

クライアントさんのお一人に、

 

大病の可能性が浮上しました。

(*許可を頂いて記しています)

 

 

 

彼女は残念ながらご両親がいわゆる

「毒親」で、

 

結婚して実家を離れられたと思ったら

夫はモラハラ夫で、

 

微力ながらサポートをさせて頂き

離婚してからすこしの時間が経過した時期の

方でした。

 

 

 

精密検査を待っている時期の

カウンセリングで、

 

たくさんの事をお話しました。

 

 

不安、死に対する気持ち、

 

もしも大病であったなら育ちざかりの

子ども達をどうしようか。

 

 

そしてある程度大きい子ども達には

病気の可能性について話した事、

 

今後のフォローについてなど。

 

 

子ども達は冷静に母親である彼女の話を

受け止め、

 

気遣い、励まし、そして労りの言葉を

掛けてくれたそうです。

 

 

 

 

そんな彼女もまた、

私とのカウンセリングの中で語って

下さったことは、

 

「私、がんの可能性があるのに、

 

でも今までの人生で今が一番

幸せなんですよね」

 

でした。

 

 

 

「モラハラの元夫と一緒だったら

こんなに穏やかに自分の病気について

受け止める事は出来なかったでしょうから、

 

そう思うとありがたいくらい」

 

とも。

 

 

 

 

病気がその人を不幸にする訳では

ないのだ。

 

 

がんや大病は
確かに大きな苦しみや苦労を
もたらすかも知れないけれど、

けれど決して「だから不幸」などという
単純な事では無いのだ。

 

 

 

どんなに困難があっても、

 

その時に寄り添い、労り、

共に人生を進んで行こうとしてくれる人が

いてくれれば、

 

その困難のさなかにあっても「幸せ」を

感じる強さを人間は持っているんだ。

 

周りの人によって

人間は脆くもなることもあるけれど、

 

けれど、ものすごく強くもあれる。

 

 

人間って本当にすごい。

 

 

 

そう強く感じた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

今年もまだもう少し残っていますが、

 

今年もクライアントさんを始め、

出会った方々から多くの学びを頂いた

一年でした。

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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