みなさまこんにちは。
いつもより遅めの更新ですが、
ブログを読んで下さって
ありがとうございます。
まだ先日までの東京出張相談会の
余韻が残り少しバタついている
事務所ではありますが、
また今日からいつも通り
モラハラ記事を更新していきたいと
思っています。
今回の出張を通じて、
改めてモラハラ被害によって付いた
「心の傷」
を考えました。
今回、たまたまでしょうが、
まだモラハラ被害の渦中にいる方、
渦中からは離れた直後の方、
離れて少し経った方、
離婚から大分時間が経過した方、
さまざまな「時期」を生きている
女性達とお話しさせて頂きました。
そんな中で、
渦中にいる方や離れた直後の方は
もちろんでしょうが、
少し時間が経過した方や
離れてから大分時間が経過した方も、
やはり心の傷との向き合いに
苦労するときがあるのですよね。。
時折急激にやってくる恐怖心、
不安感、悲しみ。
時間が経過しているはずなのに
心のどこかに残り続ける「ザラリ」と
した感じ。
特に、モラハラを受けた時の
「気付き」を大切に出来なかったり、
被害後に適切なケアに繋がれなかった
方は、
その傾向が強い様に感じました。
目には見えない心の傷を作る
モラハラに対して、
以下に学びやケアが大切かという事を
改めて学ばせて頂きました。
私が良くクライアントさんにお話する
理想的な心の状態は、
「おろしたてのゴムボール」や
「丈夫なゴム風船」に例えます。
これらは、
どこか一部に強い衝撃が加わっても
反対側が膨らんでそれを吸収したり、
一部が何かに叩きつけられても
「ぼよ~ん」
と衝撃を吸収して跳ね返ってきます。
しかし
どんなに丈夫なボールや風船でも、
時に本当に予想だにしない様な
とても強い衝撃や傷を付けられて
しまう事があり、
そうなると
どんなに丈夫なボールや風船でも、
そこに傷や跡は残ってしまいます。
私から見ると、
これがモラハラ被害だったり
いわゆる
「クライシス体験」
「心的外傷」
に当たるのだろうと考えています。
ボールや風船に一度ついた傷、
残った跡を完全に取り除く事は
難しいのですが、
しかし、
その人に合った形で、
その人が望む形で、
上手にその傷を受け入れたり
治したしするお手伝いが出来るのが、
カウンセリングと言う場だと
思っています。
私が尊敬し
心理療法で心の拠り所としている
故河合隼雄先生は、
いつも心理療法について
「私たちがクライエントを治しているの
ではない、
クライエント達が自分の力で治って
行っているんだ。
私たちは、そんなクライエントの
”自己治癒力”が働きやすくなる場を
作っているだけだ」
と仰っていました。
河合先生には遠く及ばずとも
少しずつ臨床経験を積んできた今、
この言葉の意味がとても良くわかります。
これからも、女性や子どもたちの
自己治癒力を、
それぞれの力を信じて、
安心安全に語れる場を守っていきたいと
思っています。
今日も最後まで読んで下さり
ありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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