みなさまこんにちは。
今日もブログにお越し下さって
本当にありがとうございます。
「モラハラを受けたあなたの心」
シリーズ。
5回目の今日は
「心の麻痺」
について書いていきます。
モラ夫に関するご相談の中で
「最初はひどく傷ついていたけれど、
最近は夫に何を言われても
何とも思わなくなりました」
と言う女性達に沢山お会いしてきました。
モラ親(毒親)を持つ女性から、
「生まれた時からモラ父(モラ母)は
ああなので、もう親に何言われても
”あぁ、またか”
と思うだけで傷つきもしなくなりました」
と言う内容のお言葉を沢山お聞きして
きました。
彼女たちの表現を一言で平易に
纏めると、
夫や親によってモラハラでの傷つきが
日常にある環境で、
「いちいちまともに傷ついていられない」
と言う状況が読み取れます。
存在の否定、
人格の否定、
何をやっても否定され責められる、
無視される。
これらは、
本来どれか一つだけが発生しても
とても辛く、
傷つけられる出来事です。
それがもし、
本来なら最も信頼と愛情で成り立つはずの
夫や親との関係で起こっているなら、
それは被害を受ける側にとって
大きな傷つき、痛みに繋がります。
日々の生活を共にする家族である
夫や親からモラハラを受けるという事は、
傷つけられる事が日常になるという事です。
人間が日常的に深く大きく傷つけられる事が
多くなると、
どの様に対処していくでしょうか?
深く大きな傷つきが日常的に増えていく事は
本人にとってとても辛い事で、
そうなると本人は心に麻酔を打ちながら
少しずつ心を麻痺させて、
何も感じない様にしていきます。
さらには心に蓋をして、
心に溜まる傷つきを自分で見ない様に
対処します。
ここで重要な事は、
傷つきが大きければ大きいほど、
痛みが強ければ強いほど、
心に入れる麻酔は増えていくし、
心の蓋を大きく重くしておかなくては
ならなくなり、
心に麻酔をかけ蓋をしておくことだけで、
被害を受ける本人はヘトヘトに
疲れ果ててしまうという事です。
心に麻酔をかけ感じない様にして、
心に蓋をして傷つきが見えない様に
しておくと、
短期的には本人は少しだけ楽に
なると思います。
しかし、
心に麻酔を入れ続け心がマヒした
状態では、
自分にとって大切な感情も
感じ取れなくなってしまいます。
心にずっと蓋をしたままでは、
自分にとって大切なシグナルとなる
他の感情や、
「楽しい」「嬉しい」「喜び」「感動」
等と言った自分を勇気づける大切な感情も、
見えなくなってしまいます。
自分で自分の気持ちがわからない事、
心を麻痺させ心に蓋をし続けると
いう事は、
そういう事でもあるのです。
本来は安心安全な場であるはずの家庭で、
この様にして過ごさなくてはやって行けない
環境になっている事自体が、
あってはならない事だと思います。
今日も最後まで読んで下さり
ありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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