モラハラ被害/心理カウンセリング
東京中央区の女性行政書士/心理士


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先日、何気なく目にした夫婦間の
家計、家事、育児等の分担協力について
書かれた記事に、
「中には所得の低い夫が
男の意地を守るために
絶対に家事をしないと言うケースもある」
と言う趣旨の内容がありました。
この内容を目にした時、
瞬時に過去の何名かのご相談ケースを
思い出しました。
モラ夫の中にはいつもとても強気で、
声も大きく堂々としていて、一見強そうに
見えるのですが、
実はそう言った態度はコンプレックスの
裏返し、
と言う場合が見受けられます。
いつも強気に振舞う態度が逆に
非常に防衛的に見え、
必死にコンプレックスや弱さを隠して
いる様に見えるのです。
だからこそ、
いかに家族を支配できるか、
コントロール出来るかと言った要素で
自分の価値や力を見出そうとし、
結果、
家族に対して非尊重的になってしまう。
こう言う悲しい構図が見えます。
どうしてこんなにいつも威張るのか、
どうして他者の意見を聞けないのか、
どうして他者が自分(モラ夫)と異なる意見を
言うと過剰に反応し怒るのか、
どうしていつもそんなに余裕が無いのか。
本当に優秀だったり自分に満足できて
いる人は、
あえて他者から
「あなたは優秀だ」
「あなたの人生は満足できるものだ」
等と言われるまでも無く、充実して
いるのです。
自己の軸や価値観が確立しているから、
さらに他者からの賞賛や承認を得る必要は
無いし、
ましてや他者をコントロールし服従させる事で
自分の力や影響力を確認する必要など
無いのです。
自分に自信があるからこそ、
他者の意見もしっかり聞き尊重する事が
できます。
一回自分の意見が否定されたり採用されな
かったからと言って、
それで自分の価値が下がる訳ではないと
理解できているのです。
だからこそ、
他人が自分と異なる意見を言った時も
余裕を持って受け止める事ができます。
「私は私の意見をはっきり言いますが、
あなたにもあなたの意見を言う権利があります。」
と言う態度です。
モラハラと言う暴力や支配は絶対に
許されないものですし、
尊重の無い態度は本当に悲しいものです。
しかし、いつも肩肘張って強がっている
モラ夫の日常を相談の中で伺う時、
何だか妙に悲しく寂しい気持ちになるのも
正直な所だったりします。
どうしてそんなに強がるのか。
強がって支配的になっている自分に、
どうしたら他人は勿論自分の事も必要以上に
傷付けることなく、
モラ夫に気付きを得て貰うことができるか。
それは難しいチャレンジだと分っていても、
それでも考えています。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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