モラハラ被害/心理カウンセリング
東京中央区の女性行政書士/心理士


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家庭内で支配や暴力の問題が起きたとして、
例えばそれを、弊事務所で専門に扱っている
夫がモラ夫で妻が被害者、
という設定で説明するとしたら、
まず一番に優先すべきことは、
モラ夫が暴力や支配をやめる事です。
もし仮に、治療やケア、修復を考えると
しても、
まず第一にすべきことは、
今すぐに暴力や支配をやめる事なのです。
しかしどうしても、
モラ夫はこの部分について
「自分が精神的暴力や支配を
行っている」
「自分がしている行動は、今の社会では
暴力の一種に当てはまる」
(もっと端的に言うと)「自分が悪い事してる」
と言う事を認めません。
(この部分は、
11月2日に書いた記事と重複する点だと
思います)
自分がしている事が家族を怖がらせて
いるとか、
その恐怖によって家族は自分の意思とは
反する言動をせざるを得なくなっているとか、
委縮してしまっているとか、
そう言った部分を素直に認めるモラ夫は
殆どいません。
妻が別居を決行したり離婚を切り出したりして
初めて、
やっと妻の言い分子の言い分に耳を傾ける、
と言うケースが殆どです。
妻子に対する暴言についても同じです。
「いくら妻や子どもに対してであっても、
あんな暴言は酷すぎる」
「いくら夫婦であっても、恫喝まがいの物言いは
いかがなものか」
「その言動は、
子どもにとっては精神的虐待に当てはまる」
等と指摘しても、
「俺は本当の事しか言っていないから
あれは暴言ではない」
「嫌なら俺に言われない様にお前がもっと
気をつけろ」
「俺はお前の為にいってやってるんだ」
「自分の子どもをしつけて何が悪い」
等と主張し、
言われる側の妻や子どもの心情に
配慮する姿勢を見せません。
「悪い事をしている」
と言う認識に薄いため、
冒頭で記した通り
「とにかくすぐに暴力や支配は止めるべき」
と伝えても、意味を成しません。
「俺ばかりが悪い訳では無い」
「妻の方こそ変わるべきだ」
「なんで俺がそんな事言われなきゃ
ならないんだ!」
等と言った主張に終始し、
悪い場合はもっとひどい逆切れや、
更なる怒り、暴力、支配行動に繋がって
しまいます。
こうなると被害を受ける側は、
何はさておきまずは
自分や子どもの心身の安全を守るために
逃げざるを得なくなってしまいますよね。。
加害者の側に暴力の認識や気付きを
持ってもらうことの難しさ、
強く感じます。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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