モラハラ被害/心理カウンセリング
東京中央区の女性行政書士/心理士


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家庭内でモラルハラスメントと言う暴力を
目の当たりにして育ったお子さんの中には、
モラハラ加害者と同じような言動を取るように
なってしまう子も、
残念ながら存在します。
暴力モデルの取り込み、ということもあります。
特に思春期位の頃の子は親にとっても
ただでさえ難しい時期で、
更に親に対し攻撃的な様子を見せられると、
どうして良いのか不安になり、
とても辛いですよね。
子どもが見せる暴力性については、
私の経験上は男の子も女の子も
どちらにも起こり得る、と言う印象です。
(ただ、親御さんとしては息子よりも娘が
粗暴に振る舞う場合の方が、
受けるショックは大きい印象です。)
「うるせえばばぁ!」
「(部屋に)入ってくんな!」
「うっせぇな!」
「うぜぇんだよ!」
等など、
本来なら親に対して取る態度では無い
暴言や、
大きな音を立ててドアを閉めたり物を
置いたり、
場合によっては母親に向かって物を
投げて来たケース、
手を上げたケースなどもあり、
された側の母親としては、
本当にショックだったろうと思います。
弊事務所では、
少し粗暴な言動の多い子については
カウンセリングの中で、
「バランスシート」作りをする事が
あります。
ご参考までに少し紹介しますね。
紙を1枚用意して表を書きます。
先ずは縦軸に「○」の欄と「×」の欄を作ります。
そして横軸には
「暴力的なやり方」と「暴力的では無いやり方」
の欄を作ります。
「暴力的なやり方」で「○」の欄には、
暴力的な方法を取る事で良い点を
一緒に考えるのです。
例えば多ものとしては、
「気持ちがスッキリする」
「勝った気分になる」
「親を黙らせられる」
等が入る事が多いでしょうか。
そして次に「暴力的なやり方」の「×」の
欄に、
暴力的な方法を取る事で悪い点を
上げてもらうのです。
例えば
「みんなが悲しむ」
「相手を怖がらせてしまう」
「一瞬はスッキリするけれど、その後
モヤモヤする」
「嫌な気持ちになる」
等が入ります。
同じように、「暴力的では無い方法」を
選んだ場合についても、
良い点と悪い点を、
子ども自身にも考えてもらいながら
欄を埋めていきます。
そして場合によっては更に、
このバランスシートに上げられた項目について
考えます。
親子で取り組んでみるのも良いと
思いますが、
親子でやると、どうしても感情的に
ぶつかってしまうと言う場合は、
私の様なカウンセラーを入れて行うのも
良いかと思います。
暴力は学習された行動です。
だからこそ、
気付きと援助によって学び直しをする事が
出来るのです。
これまでの経験上、
子ども達は「気付いてくれる」事の方が
圧倒的に多いです。
ただし、
親にも子にも根気と辛抱強さが
必要になります。
子どもが見せる暴力性は親にとって
大変ショックと思いますが、
どうかそこで諦めずに、
むしろそれをきっかけとして、
暴力について学んで頂きたいと
願っています。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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