「人間扱いして!」と泣いて頼んだ日~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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第33回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します
とき:2015年4月25日(土)10:30-13:00
ところ:東京よつ葉法務オフィス(東京都中央区京橋)
料金:お一人さま3,000円
*お飲み物ご用意します
*女性限定*
詳しくは こちらの記事  をご覧下さい
*満席になりました*
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結婚を期に夫からのモラハラが始まり、

最終的にはモラ夫に泣きながら

「お願いだから人間扱いして!」

と頼むことになったAさん。



Aさんは、

振りかえるといつも一生懸命妻や母を
頑張っていました。


これまでであれば、
Aさんが一生懸命に頑張れば、その頑張りは
認められて、

自分の成長や周囲との良い関係等となって
返って来たのです。


しかし唯一Aさんの一生懸命な頑張りが
通じなかった相手、

それが、
残念ながらAさんの夫でした。



結婚直後に豹変したモラ夫にから、

事あるごとに暴言を吐かれたり無視されたり
し続けたAさん。



「部下じゃないんだから命令口調で
話すのはやめて欲しい」

と伝えた時は、

「お前なんか○万円(結納金)で
貰って来たんだ」

とモラ夫に言われたそうです。



頑張って品数多くご飯を作っても

「これしか無いの?」

「他には?」

と要求されたそうです。



家族らしいお出かけ等を提案しても

「金はどうするんだよ」

「めんどくさい」

で子どもに思い出を作ってあげることも
出来なかったそうです。



些細な事で不機嫌になってはAさんに
対して、

「キモい」

「死ね」

「離婚するから」

「出て行け」

「お前の事嫌いなんだわ」

等と暴言を吐かれ続けたそうです。




傷付きながらも何とか夫婦や家族を
守りたくて、

「何とか夫を変えなくては」

「その為には私がもっと頑張らなくては」

と自分をどんどん追い詰めて行っていた
Aさん。


そうしてとうとう、

Aさんの心に溜め込んで来た傷付きや
悲しみが溢れ出た時、

泣きながら夫に

「お願いだから人間扱いして!」

と頼んだのだとか。



しかしこの期に及んでもモラ夫は、

めんどくさそうにAさんを
見ていただけだったそうです。




精神的限界を感じたAさんは、

間もなく子どもを連れて別居しました。



その後カウンセリングを受け、
必要な支援とケアを受け、

時間は掛かりましたが現在は
シングルマザーとして毎日を生きています。



当時の事は基本的にぼんやりとした
思いだせない部分もあるけれど、

「楽しい」
「幸せ」
「嬉しい」

と言った人間らしい感情は、

シングルマザーになった今の方が
たくさん感じられているとの事です。


そして今振り返って思うのは、

「当時は離婚なんて全く考えられなかったし
離婚になる事が怖くて仕方が無かったけれど、

実際にカウンセリングを受けて色々な事に整理を
付けて、そして覚悟をしたら、

離婚はそんなに怖い事では無くなった」

と言う事だそうです。





そもそも夫婦なの一方が他方に

「人間扱いして」

とお願いしなくてはならない関係性が、
不健康と言わざるを得ないですよね。



Aさんの事例を通して私が学ぶのは、

やはり我慢はいつまでも続かないと言う事と、


そして、

被害の渦中にあればあるほど、
選択肢をなるべく多く見つける視野の広さが
大切だと言う事です。



渦中にいる時は必死で一生懸命で、

きっと視野を広げる事も、選ぶ事も難しく
なっているだろうと察します。


ぜひ一人で抱えずに、

カウンセリングや相談を利用して頂きたいと
改めて思いました。


*事例のご紹介を許可して下さったAさん、
どうもありがとうございました。










今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵

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