モラルハラスメント被害
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第32回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します
とき:2015年3月26日(木)10:30-13:00
ところ:東京よつ葉法務オフィス(東京都中央区京橋)
料金:お一人さま3,000円
*お飲み物ご用意します
*女性限定*
詳しくは こちらの記事 をご覧下さい
*満席になりました*
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肉体的精神的を問わず、
暴力が被害者に与える影響は甚大です。
もし家庭内に暴力があるとしたら、
それは被害者の人生や生活の根幹から
安全を奪う事を意味します。
弊事務所が日々扱っている、
妻が夫からモラルハラスメントを受けている、
と言うケースでは、
「結婚前は優しく穏やかな良い夫」
が突然見せる豹変振りに、被害者妻は
とても驚き、
戸惑い、
恐怖を覚え、
傷付き、
そして、
大きな不安も抱く事でしょう。
本当に突然始まるモラ夫の大爆発。
ほんの些細な事で突然キレた夫に罵詈雑言の
言葉の暴力を受けたり物を投げられる。
もしくは、
急にムスッとしたかと思えばそれから
何日も何週間も、時には何ヶ月にも及ぶ
無視が始まる。
一体私は夫に何をしてしまったのだろう?
あんなに優しい人を、怒らせてしまった。
きっと私のせいだ。
私はなんてダメな人間なのだろうか。
何とか元の彼に戻って欲しい。
けれど、
いかんせん無視されてしまっているから、
解決の糸口も見出せない。。。
肉体的暴力の場合も同じです。
初めて手を上げられた時の悲しさ、
蹴られたり首を絞められたり床や壁に
押しつけられ身動きを封じられた時の
大きな大きな恐怖。
大きな恐怖と不安と困惑の中で、
どうすれば夫の暴力を止められるのか、
不機嫌や怒りを回避できるのか、
被害者である妻はぐるぐると見つからない答を
探して考え続け、
そして夫の機嫌を何とか取ろうと必死になります。
安全の為なら、
夫の機嫌と引き換えにできるなら、
どんな事だって頑張ってやる。
そんな心境だろうと察します。
こう言ったモラハラ被害を相談した時に、
他者から
「1度怒鳴られた位、忘れちゃいなさい。」
「一回の暴力なら許してあげなさい。」
等と言われた経験をお持ちの相談者さまが
少なくなく存在します。
ですがこのアドバイスは、
相手が真に精神的・肉体的暴力の
加害者の場合は、
残念ながら不適切であると言わざるを得ません。
暴力は、
たった一度でもその影響は大変甚大なのです。
一度暴力を受けた人間は、
次は加害者が暴力の「素振り」を見せただけで、
その恐怖や苦しみ、悲しみを思い出し、
瞬時に直接暴力を振るわれた「あの時」に
戻ってしまいます。
モラルハラスメントに置き換えて言えば、
「これをしたらまた夫に怒られるかも知れない」
「また夫に怒鳴られる」
「夫の言う通りにしないとまた不機嫌になる」
こう言った被害者の心配や不安の感情です。
モラハラ加害者は、ため息や睨み、舌打ちなどを
する事で、
再度のモラハラ攻撃をちらつかせて
被害者を思うとおりに動かそうとします。
「無視されたくなかったら俺に従え」
「まだ怒鳴られたくなければ意見を言うな」
そして、モラルハラスメントというメカニズムを
知るまでは、
夫の一連の言動がモラルハラスメントと言う
暴力だと知るまでは、
被害者は、身を粉にして心をすり減らして
モラ夫のニーズに応えようとします。
自分を押し殺しながら。
一度の暴力も、暴力です。
自分に向けられた拳を、平手を、尖った言葉を、
冷酷な態度を、冷たく侮辱に満ちたその目線を、
無かった事にはできません。
「たった一度のことだから」
で済まないのが、暴力です。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵
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