モラルハラスメント被害
女性の離婚専門中央区の女性行政書士


モラルハラスメント専門サイトはこちら
* * * * * *
弊事務所は、
行政書士事務所とカウンセリングルームを
兼ねています。
行政書士として書類作成の相談に
応じることも毎日ですが、
モラルハラスメント被害に関する
カウンセリング、
父親や母親がモラハラだった、と言う
いわゆる「毒になる親」関係の
ご相談、
さらには現在進行形で離婚協議を
進めているご家庭の子どもたちへの
カウンセリングなども、
させて頂いています。
これらのご相談やカウンセリングに
共通するのは、
全員が父親、母親、夫など、
「家族」
からモラルハラスメントと言う暴力、支配、
コントロールという被害を受けている、
と言う点です。
家族から受ける支配や暴力について
他者に相談する時、
他者から理解を得る事は、
残念ながらとても困難なことです。
モラハラ夫について相談をしても、
「あなたが旦那さんをそんな風に思うから
旦那さんも不満になっちゃうんじゃない?」
「まぁまぁ、夫婦なんだからとにかく仲良く」
「どこの夫婦にもある事だよ」
「旦那さんをそんな風に言うもんじゃないよ」
などと言われてしまう。
普通の夫婦関係による単なる「愚痴」で
あれば、
相手のこの対応も良いかもしれません。
相手はモラハラに関する知識が無いだけで、
あなたを思って言ってくれているのだろう事も
わかります。
けれどモラハラ被害者にとって、
この
「旦那さんを悪く言うものじゃない」
「夫婦なんだからお互いさまでしょ」
と言った、
言わば世間の「良識」の様な物が、
とても苦しく感じてしまうと思います。
夫婦関係のモラハラも大変ですが、
親から受けるモラハラ被害もまた
大変なものです。
親からの被害の場合、
特に世間から押しつけられる「良識」は、
被害を受ける子どもを苦しめます。
私も、これで傷つけられた経験が
あります。
「親を悪く言うものじゃない」
「親の気も知らないで」
「親に対してそんな事言うなんて」
「なんて親不幸な悪い子」
「親は大切にするべき」
自分が親から受けてきた苦しみ
悲しみ憤りと、
世間からの
「親なんだから大切にしなさい」
の良識に基づくメッセージ、要求の
はざまで、
子どもはとても苦しみます。
良識はもちろん大切です。
社会が良識を失っては、世の中が
大変な事になってしまいます。
けれど、時には良識や正論が、
人を傷つけたり苦しめたりすることもある。
だったらせめて
私の事務所やこのブログと言う「場」では、
そういった良識からすこし横にずれて、
率直に夫婦間や親子間で受けた傷付きを
恐れずに表明できる、
傷を見せても安心な場でありたい。
そうしてお互い傷を見せあって、
手が届かない所はお互いに手当を
し合う、
傷を癒して治していく、
そう言う場でありたいと思っています。
良識は多くの方が
「そう思う」「それが正しい」
と言う大勢によって形成されます。
だから、乱暴な言い方ですが
ある程度放っておいても大丈夫なのです。
けれどそこから漏れてしまう人、
大勢に入れないマイノリティも常に
一定数いる訳で、
そう言った人達は声を上げたくても
上げにくかったりもします。
良識を大切にする人も大事。
そして、
「良識」が当てはまらない少数に入る人を
大切にすることも大事。
少数の人達も、
何も「良識は不要」と言っている訳では
ありません。
ただ、
世の中には本当に色々な人がいて、
時に自身の過去や経験と良識のはざまで
苦しむ人がいる事も、
もう少し世間に認知が広がっても良いかな。
個人的にはそう思っています。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
* * * * * *
東京よつ葉法務オフィスでは、女性の離婚、
子連れ離婚、離婚協議書や内容証明の作成
モラルハラスメントのご相談を受付けています。
東京よつ葉法務オフィス
心理カウンセリングルーム
住所:東京都中央区京橋1-6-7
京橋高野ビル2階
電話:03-3564-8177
メール:info@yotsuba-houmu.com
◆営業時間◆
平日 9:30~19:00
土日祝日は定休日です
ご相談は事前予約制です
時間外の業務についてはご相談ください
* * * * * *