「○○なくせに」~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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モラルハラスメント被害 
女性の離婚専門中央区の女性行政書士 
クローバー東京よつ葉法務オフィス クローバー
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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日々夫婦間のモラルハラスメントに関する

ご相談を聞いていますと、


とても悲しい言葉の数々に出会います。




「死ね」


「能無し」


「穀潰し」


「金の亡者」


等、これらはご相談で聞いた中のほんの

一部ですが、

ご相談者さま自身が


「これまでモラハラ夫以外からは言われた事も

聞いたことも無い」


と言う言葉を日常的に投げかけられている事も

大変多いです。





そんなモラハラ夫の心無い言葉の中で

私が感じるのは、


「○○のくせに」


と言う表現が多いな、と言う事です。





最近若い人の中には、時折自虐的に

「~のくせに」

と言う表現を使う人もいますが、


もちろんモラハラのそれはそう言った冗談や

笑える類の物ではありません。



日々の相談業務の中で語られるのですから、


被害者妻はモラハラ夫からのその発言に、

現に傷付いているのです。




「嫁のくせに」


「専業主婦のくせに」


「女のくせに」


「母子家庭のくせに」


「貧乏育ちのくせに」


「タダ飯食らいのくせに」


「寄生虫のくせに」


「大した仕事もしてないくせに」


など、

枚挙にいとまがありません。





この「○○のくせに」の裏側にある

モラハラ夫の心境って、


想像するととても悲しくなりますよね。




そこには相手に対する愛情や尊重ではなく、


侮辱や軽視が表れていると感じるからです。





「男のくせに」「女のくせに」と言う表現を

使う方には、


昔ながらの性別役割意識を強く持っているの

かな、と感じるだけですが、


(あくまで私見ですが、

「男のくせに」「女のくせに」は私の周りでは

年配の方の方が使う事が多いと感じます)



モラハラ夫が「○○のくせに」を使う時は、


女のくせに生意気だ、

嫁のくせに口ごたえしやがって、

母子家庭で育ったくせに偉そうに、


と言った、


単純に昔ながらの性別役割意識だから、で

片付けられない言葉が後に続く点も

特徴だと感じています。





もしかしたら軽い気持ちで言っているのかも

知れない言葉でも、


言われた側は傷付いたりその感情を

引き摺ってしまうことってありますよね。




夫からの言葉を受けた後、


自分にどの様な感情が湧き上がるか。




喜べたり嬉しくなることが多いのか、

苦しくなったり悲しくなったり元気が無くなる事の

方が多いのか。



家庭内のモラハラには気付きがとても

大切ですが、


こう言った点について改めて考えてみる事も、

気付きの大切なきっかけになるかもしれないと

感じています。













今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。


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