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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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夫からのモラハラという暴力によって、
妻の心には様々な被害が残ります。
それは、離婚した後や別居した後も続きます。
離婚できたのに、別居できたのに、
街でモラハラ夫に似た人を見かけただけで
動けなくなりドキドキと動悸がしてしまう。
子どもは悪くないとわかっているのに、
子どもの言動にモラハラ夫の片鱗を見つけると
必要以上に叱ってしまったり、
反対に悲しくなって子どもがいるのに
涙が止まらなくなってしまったり。
モラハラ夫と物理的に離れた後も続く
心に残る被害に、
振り回されて疲れてしまったり
罪悪感を感じてしまったりするのだと思います。
「もういい加減、この問題を解決したいです。」
「私はこの問題を克服しなくてはいけないと思います。」
この様に私の事務所でお話してくださる方も
とても多いです。
事務所にはいらっしゃれない方々の中にも、
同じように考えてらっしゃる方が多いと思います。
真面目な頑張り屋さんが多いですから、
自分に起きた問題は自分で何とか解決しなきゃと
思うのでしょう。
お子さんに当たってしまったりする事にも、
自分を見つめて対応しようとされているのでしょうね。
私はつい先日 「被害の後」 という記事にも
書きましたが、
モラハラ被害を消化していくには、
モラハラ被害にあっていたのと同じ位の時間か、
その倍くらいの時間が必要だと思っています。
ですので、すぐにでもモラハラ被害に付随する
自分の心の葛藤や課題について、
「解決したい」
「克服したい」
と仰る方には、この様にお話させて頂いています。
「「解決」や「克服」よりも、
まずはそれらの課題と「うまく付き合っていく」
方法を一緒に考えませんか？」
と。
「うまく付き合っていく方法」については、
それまでの被害の形態やお子さんの有無、
そして何よりご相談者さまそれぞれの
正確や心模様によって、
それぞれオリジナルの方法が必要になってくると
思います。
ですが、例えば
「心が落ち込んだ時にする事」
の様なルール決めをしたり、という方法は
それなりに効果があると感じています。
かなり長期的な取り組みにはなると思うのですが、
それでも毎月、
事務所にいらして下さる度に少しずつ
笑顔が増えていくご相談者さまにお会いする事は
私の楽しみでもあります。
モラハラ被害者の女性が、
「早く立ち直らなくちゃ」
「早くこの問題を克服しなくちゃ」
と考えてしまう気持ちも、とても良くわかるんですよね。。
ですが、先ほど申上げました様に、
「モラハラ被害からの回復には、
そもそもとても長い時間が必要なのだ」
と言う事を知って頂いた上で、
「その問題や課題も、大切な私の一部。」
と認め
「克服よりも、うまく付き合って行こう。」
と、
発想を変えた方が、楽になれる場合も多いと
感じています。
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