過大な要求~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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モラルハラスメント被害 
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士 
クローバー東京よつ葉法務オフィスクローバー
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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一般的な生活を問題なく送っている

多くの人々。




こういう人たちは、学校や仕事、友人や親戚、

コミュニティでの役割など、



多くの異なる場面での人間関係を

時々の苦労や、

相手への気遣いをしながら、



それなりに楽しく構築しています。




これらの人々は、知っているのです。



多くの人間関係が、与えるばかりでは

成り立たない事、


与えられるばかりでも、成り立たないと

いう事を。






モラルハラスメントの加害者は、

自己愛性の人格障害を持つと言われています。



また、

所謂ボーダーラインにいると言う説もあります。




これらの性質を持つモラハラ加害者は、

相手(被害者)に対し過大な要求を繰り返します。




例えば、


自分が話したい時にはいつでも何時間でも話を聞き、

そして賞賛する事。



自分が会いたい時、行きたい場所には

いつでも喜んで付き合ってくれること。



約束した時間には遅れず、自分を待たせない事。



自分の食べたい食事を用意する事。



いつでも自分の事を第一優先に行動する事。


などなど。




これらを相手(被害者)が完璧に出来なかったり

拒否したりすると、大変な事になります。




「お前(被害者)は酷い人間だ」


「お前(被害者)は俺を傷つけた」


と非難したり、



「どうせ俺の事なんてどうでも良いと思っているのだろう」


「俺の事はいつだって後回しにする」


等と、事実とは違っているにも関わらず相手の行為を

ひがみっぽく捉えたりします。





だからと言って、反対に先述の行為を

相手側がしたとすると、


「今俺は忙しいんだ」


「君の都合にばかり合わせていられない」


等と簡単に拒否します。




そして、自分が相手の要求を拒否する事に関しては

なにも問題だと思っていません。




例えそれが、社会的義務のある事であろうと、

相手の要求が正当なものであろうとも、です。






例えば夫婦で決め事をした時。



共働きの夫婦なので、夕食の準備は1日ずつ

交代でしようと決めたとします。




(ここから、いつもの通りモラハラ夫と被害者妻という

設定で書きます)




妻が食事の準備をした日、


夫はいただきますもありがとうも無く黙々と食事します。




食事の内容が気に入らないものであれば、

不服を言います。



そして自分が不服を言うのも、妻がそれを聞くのも

当然だと考えています。






ですが、今度はモラハラ夫が食事の準備を

する当番の日。



彼らは平気で約束を反故にしますので、

まず食事の準備自体をしない、という事があります。




その事について妻が

「約束は守るべき」

と、正当なクレームを入れたとすると、



1)「君の要求は過剰だ」


2)「僕を愛しているなら食事の準備を代わってくれても

良いじゃないか」


等と、逆にクレームを入れてきます。



1 については、そもそも食事を交代で作るという約束を

先にしているのですから、それが過剰だと思うのなら

約束をする時に話し合うべきです。


それに、約束をした以上、守れないのであれば、

それは出来もしない約束をした自分を反省すべきです。



2 に関しては、完全に論点を摩り替えています。




また、仮にモラハラ夫が食事を作ったとしても、

妻が

「美味しい」

とか、

「ありがとう」

等、賞賛するような言葉を掛けないと


「君は食事を作ってもらっておいて、態度が悪い」

等と非難し始めます。



その時、自分は妻の食事に対していただきますや

ありがとうを言っていない事は不問となります。





モラハラ夫のルールは


自分がするのは良いけれど、相手がするのは許さない



なのです。







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