女性の離婚専門板橋区の女性行政書士


行政書士のちえぼぅです
第二回モラルハラスメント 語りと癒しワークは
応募を終了しました
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モラルハラスメントの加害者は自己愛性の障害が
あると思っている、という事は常々記事にして
きました。
「自己愛」
心理学的にとても重要な役割を担うもので、特に
発達段階でこれがどの様に育つかは後の人生に
大きな影響を与えると思います。
モラハラ加害者の自己像はとても肥大していると
感じます。
・自分は周囲より優れている。
・だから周囲は自分の事を「自分達より格上の優秀な人間」
として扱うべき。
・よって、周囲は自分を優先し、周囲は自分に合わせて
当然。
こう考えているモラハラ加害者にとって、周囲が実は
自分をそんなに大した人間とは思っていなくて、
普通に存在する人間関係の中の一人に過ぎない、という
事実は受入れがたいものとなります。
そこでモラハラ加害者が行うことは
ウソを使ってでも自分の優秀さを周囲にアピールする
ことや、
自分の優秀さを認めない周囲のレベルが低すぎる、と
自分を見つめる事はせず周囲への不満を募らせる
などだと思います。
等身大の、今ある自分自身を認められない事はある意味
本人にとっても辛い事かも知れません。
理想はあくまで理想であって、現実の自分とは違って
当然です。
私達は、常に望んだ結果を得られるとは限りません。
努力を尽くしてもうまく行かない、なんて経験は
あって当たり前だと思います。
特に子どもにとって
「努力したけどかなわなかった」
時に親がどう対応するかは大変重要と思います。
結果には繋がらなくても努力の過程を認め、その
努力を称えてもらえた子どもはきっと、また次の
努力への動機付けが得られるでしょう。
そして、ここが重要ですが
自分の努力を認めてもらえた子どもは他の仲間の
努力も認められるようになります。
そうして仲間同士で努力を称えたり、結果が出なくて
残念な気持ちを共有したり癒したりし合えるように
なるのだと思います。
こういった行為が自然に出来る様になると、やがて
子どもは成長と共に親の介入が無くても自分自身で
自分を認め、愛する事が出来るようになるのだと
考えています。
ここからは私なりの分析ですが、
モラハラ加害者は、その生育過程において
・ちゃんと努力した事や自分を認めてもらう経験を
しなかった
(何をしても認められない子ども時代)
または
・結果から見て過分な程の賞賛を受けるなど、
もてはやされて育った
(家の中の王子様状態)
など、先述した様な
努力する
↓
結果に関わらず、努力を認めてもらう
↓
自分を認めてもらう事により、他者を認める事や共感する
力を育てる
↓
やがて、他者の介入が無くても自分で自分を認め、愛する
事が出来る様になる
という過程を学ばずに来たのではないか?と感じます。
モラハラ加害者に会う時、この人はどうしてこんなに
他者の批判に弱いのだろう?と思うことがあります。
さらに
他者を貶めることで自分が上に君臨するのでは無く、
自分が努力し成長する事で上に上がる、と言う方法が
モラハラ加害者にはありません。
これらの事も、モラハラ加害者が現実の自分を
客観的に見れていない証拠なのだ、と最近では思います。
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