[40]パートナーがいなくても幸せになれるのでしょうか? | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

<リクエスト>

私は彼氏がいません。好きになれないのです。別に女性が好きというわけでもないです。
彼氏をあまり欲しいとも思わないのです。だから結婚願望もないです。
自力で自由に生きていくのも悪くないと思います。
パートナーシップがなくても幸せになることはできますか?

(ひみつ♪さん)

<根本からの回答>リクエストありがとうございます。僕は意地悪というか、天邪鬼というか、こういうご質問を頂くと、つい深読みしてしまう傾向があるんです・・・。どうして、ひみつ♪さんは、この質問をわざわざしてくれたんだろう?と。穿ってみれば、本当に自力で自由に生きていく事が悪くないと思うのであれば、きっとこうした質問はされないと思うんですね。何か自分のこうした考え方、生き方、選択に疑問を持たれる出来事に会ったのでしょうか?うちのHPやカウンセラーが「パートナーシップ」を重要視するので、疑問に思われたのでしょうか?あるいは、雑誌や社会が「恋愛すべき」「結婚すべき」という風潮にあるので、そこに疑問を感じていらっしゃるのでしょうか?パートナーシップがなくても幸せになれますか?という質問には、僕はYesと答えるようにしています。パートナーシップだけが幸せの手段ではないですし、それがあるからといって幸せが保障されているとは限らないからです。幸せになるのは、パートナーがいるかどうかよりも、自分自身の問題にかかってくると思うのです。最高に素敵なパートナーを手に入れても、自分の心が閉じていれば、それは幸せとは言えないかもしれません。パートナーがいなくても、好きなことを存分にやって人生を楽しんでいれば、十分幸せを感じられるでしょう。ただ、私達がパートナーシップを強調するのは、その幸せや喜びを分かち合い、高めあえる存在がパートナーだからです。嬉しいことがあっても誰とも分かち合えないのは寂しいと思いますし、また、一緒に人生を歩んでいくパートナーは心強いサポーターでもあります。だから、パートナーがいる方が、幸せを感じられる可能性は高まると考えています。(その分、パートナーとの関係がこじれると、ほんと不幸を一身に感じてしまうわけですが)逆に言えば、いなくても幸せを感じることはできるということです。だから僕は「幸せの感度」が大切だと思っています。うちの子は3歳ですから、ちょっとしたことでも喜びます。大好きなベネッセの「しまじろう」が家に届くだけで、盆と暮れが一緒に来たような喜びようです。果たして僕自身はそこまで素直に大喜びできるだろうか?と振り返ったときに、3歳の娘には完敗だなあ~と思わざるを得ないんです。娘だからってわけでなく、うちの奥さんもたいがい受け取り上手なので、ちょっとしたことで喜び、幸せを感じたりしています。僕の友人にもそういう幸せ体質を持たれた方がいて、羨ましく思えたりもします。幸せな環境を与えられても、それが感じられなければ、やはり幸せではないですものね。その感度を上げるアプローチを、ぜひ、ひみつ♪さんにもチャレンジしてみて欲しいな、と思います。=お勧め!エクササイズ=【パートナーがいらっしゃる方へ】今のパートナーともっと幸せを感じられるようになるために、あなたができることって何でしょうか?また、パートナーをもっと幸せにしてあげられるために、あなたにできることって何でしょうか?【パートナーがいらっしゃらない方へ】今のあなたに与えられている「幸せ」を探してみてください。「ない」と思ってしまえば、本当にありません。でも、「ある」と思って探せば、意外と見つかるものなのです。その小さな幸せを受け取り、感謝してみてください。心がほんのり温かくなり、さらに幸せな気持ちが高まります。これは幸せの感度を高めるスタンダードはアプローチかと思います。ぜひ、挑戦してみてください。
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