[43]理想的なケンカのやり方とは? | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

<リクエスト>

こんにちは。 いつもブログを楽しく拝見しています。

質問があります。

夫(彼)と喧嘩するときに、心に留めておいた方がいいことは?

喧嘩はしないに越したことはないのですが、もしどうしても喧嘩になってしまったときに、カッカしながらでも、ちらりと「あ、そういえば根本先生がおっしゃってたな…」と思い出せそうな、「こうした方がいいよ」とか「これは止めておいた方がいいよ」など…ありましたら、ぜひ教えてください。

これからもご活躍を応援しています!

(るんるんるん♪さん)
<根本からの回答>いつもご覧下さってありがとうございます。ケンカの際にお勧めすることは「手加減せずに、思い切りやる」「逃げる時は全力で逃げる」「終わった後はきちんとフォローする」というところでしょうか。要は、中途半端が一番いけません。不完全燃焼になって遺恨を残しやすいです。でも、思い切りやったら傷つけてしまう、という不安というか怖れもあります。相手が逆切れしたら、殺されてしまうかも、という怖れもあるかもしれません。でも、それでも中途半端になって、細かいケンカを繰り返すくらいならば、大爆発を起こして仲直りする方がいいと思うんです。ケンカの中で出てくる感情が全て解放されると、自然と相手に対するいとおしさ、愛情が出てきます。私達はどうでもいい相手に対して怒りを向けることはしません。大事な存在であり、期待している相手同士だからこそ、ケンカになるんです。ここがポイントね。いわゆる冷え切ってる間柄ではケンカになりませんから、そうしたHot Warがある状態というのは、いわば、愛情がある状態なんです。だから、相手に対していとおしさを感じるくらいまで、怒りを燃焼させ続けることが大事だと思います。もちろん、相手がこちらのアプローチに乗ってくれるとは限りませんが、自分なりに全力でケンカしてください。そして、終わった後は、なるべく素直になること。ケンカってね、お互いの間にあるゴミ(不満や怖れ)を吹き飛ばす役割があるので、“正しいケンカ”の後は、素直になりやすいんです。そこで意地を張ると、またまた次の導火線になりますから、思い切りやるのがいいでしょう。例え話ですが、「イタリア人夫婦のケンカ」という話があります。情熱的なイタリアのカップルは家財道具一式が壊れるくらい激しいケンカをします。でも、お互い感情を爆発させた後は、ボロボロのベッドの上で激しく愛し合い、翌日、仲睦まじく新しい家具を買いに行くんです。そんなケンカができること、理想ですよね。=お勧め!エクササイズ=【パートナーがいらっしゃる方へ】パートナーに対して、言いたい事、伝えたい事を思い切り叫んで見ましょう!家の中でやると怪しまれるのでカラオケボックスなどもお勧め。もちろん、夕日に向かって叫ぶと、意外なロマンスも目覚めてくるかもしれません。とはいえ、現実的にこれは難しいという方は、イメージの中で思い切り絶叫するのも効果的。意外にすっきりします。でも、つい言葉が漏れて叫んでしまう方もいますので、要注意です。【パートナーがいらっしゃらない方へ】男(女)に対して、言いたいこと。自分がどんな女(男)になりたいか?を、やはり叫んでみましょう。叫ぶというのは、喉や口を大きく開けなければいけませんが、実はハートもあけないとできないことなんです。普段溜まってる思いのたけを思い切り吐き出す、そんな機会を持ってみてください。もちろん、カラオケに行って演歌を歌い上げたり、HR/HMでシャウトしまくるのも良いですよ。
男と女の心理学