「誰かに寄り掛かりたい時2」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*


今回は少し「癒し」の色合いを付けてみました。
カウンセリングで使うセラピー的なイメージで作ってみました。

寄りかかりたいなあ・・・という気持ちを深呼吸しながら十分心で感じて見ましょう。
何度も呟くように、その言葉、その感覚を感じていきましょう。
そして、まずは大きな木を自由に思い浮かべて見ましょう。樹齢が数百年を過ぎている大木。あなたは、その根本にいて、そっと体を寄せてみてください。そうすると偶然、すっぽりと体に合う場所が見つかったんです。まるで私のために用意されたような、そんな場所。そして、そこに体を合わせながら、ゆっくりその大木に体重をかけていきましょう。そうすると、その木は優しく、柔らかく、あなたを受け止めてくれます。それはまるで、柔らかい綿に包まれるような感じ、温かいお布団に包まるような感じ。そこで、何度も深呼吸を繰り返してみます。大きく、ゆっくり、息を吸い、そして、吐き出します。見上げると、枝葉の間からキラキラと眩しくも柔らかい光が漏れてきます。その光のシャワーをゆっくり浴びてみましょう。まるで体に付着した雑念や執着やしんどい気持ちを洗い流すかのように。そして、大きく深呼吸しながら、耳から入ってくる音にも意識を向けてみましょう。静かにしていると、その大木が水を大地から吸い上げる音が聞こえてきます。それは川がさらさら流れるような、生命の響き。そして、風で葉が揺れる音。そんな音にただ身を任せて見ます。そうして、あなたがその大木と、空気と、光と、音と徐々に一体感を感じ始めます。そのとき、あなたは大いなる安心感に包まれていることでしょう。大きく深呼吸しながら、意識をここに戻してきます。
心の処方箋