4/23 大阪・心理学WS | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

ワークショップに参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
アンケートにいただいたご質問にお答えさせていただいてます。

ワークショップに参加されていない方にも分かりやすいように編集しているつもりです。
お時間あるときに是非お目通し下さい。

また、このテーマに関してはあちこちから「テキストをもう一部欲しい」というお声を頂きました。
こちらにテキスト集としてアップさせていただきましたので、是非ご確認下さい。

*心理学ワークショップ(大阪)*
2005/4/23(Sat) 18:30~20:30『理想のパートナーシップとは?』
淀屋橋・大阪市中央公会堂

<ご質問>Q.抑圧することをやめるには?A.自分自身を解放していくこと(抑圧をやめること)は、私達が成長していくのと同時に起きてきます。子ども時代に覚えた抑圧から解放され、「自由」を手に入れていくプロセスが、成熟さや大人になることを意味すると思うんです。まずは、「抑圧をやめ、自分を解放してあげたい」という目標を設定してみましょう。そのときに、どんな考え方、どんな価値観が自分自身を抑圧するように仕向けてしまっているのか?などの観点で、自分自身を見つめなおしてみるのも効果的かと思いますよ。Q.ゆっくり考えてみたい課題を頂いたような気がします。その時に「こうすればうまく行くよ」というアドバイスがあれば、教えてください。A.意外に広い題材だと思いますので、色んな角度から自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないかと思っています。今回お配りしたテキストは、ワークブックとしても充実していると思っています(自画自賛(笑))。ですから、改めてテキストを読み返しながら、今の自分自身のテーマを見つけてみてはいかがでしょうか?その上で心理学講座で気になるテーマを読み返してみたり、疑問を感じたら無料のもので構いませんのでカウンセリングを試されたりしていくと、より深く自分自身を見つめられるのではないでしょうか?“ゆっくり”と書いてくださっていましたが、ほんと、その通りですね。焦らず、じっくり自分を見詰めていきましょうね。必要ならば、またカウンセリングやワークショップ、打ち上げなどの場で質問して下さい。Q.Session.3の「与えたいもの」と「観念化されてるもの」の境界が難しかったです。どっちやろ?と悩んでしまいました。A.“両方”というのもありですから、あまり深く考えないで、軽く振り分けてみるといいですよ。「~しなければならない」が「~してあげたい」と与える姿勢に変わるだけでも、心理的には随分と余裕が生まれてくると思います。Q.自分が与えたくてもできなかったことは、時間的、環境というものも含まれていますか?A.与えたいものを与えるには、自分がそれを与えられるか?ということだけでなく、時間(タイミング)や環境などの要因も絡んできます。バレンタインデーに意中の人にチョコレートを渡そうと思いながら準備しつつも、タイミングや状況が合わずに渡せなかった経験を持つ方も少なくないと思うんですね。でも、与えたくてもできなかったとすれば、無力感を感じてしまい、自分を激しく責めてしまうこともあるんですけれど、そこにも何らかの要因があるはずですので、改めて見詰めなおしてみてはいかがでしょうか?あと時間や環境が原因で与えられなかった経験があると、かえって慎重になり過ぎてしまうケースもあります。ですからまずは「与えたい」という気持ちをより強く持ってみることをお勧めします。Q.相手が受け取ってくれなかったとしたら、それが相手の痛みになっているのでしょうか?A.そういうケースもあろうかと思います。受け取らない=拒絶するわけですから、相手も何らかの心理的ダメージを受けている可能性はあるでしょう。ただ、そのことへの相手の受け取り方によるんですけどね。もう拒絶することが癖になってしまい、痛みが麻痺してしまうと感じなくなります。受け取りベタだからって悩む方ばかりではないですから。Q.心の距離が遠い人を呼んでも、近づく感じがしなくて、相手もどうしていいのか分からないし、私もどうしていいのか分からない時、まず、何をしたらいいでしょうか?時間かかりますよね?A.時間という観念はほんといい加減なものでして、「これは時間かかるなあ」と思ってたものがすぐに解決してしまったり、その逆だったりすることも良くあります。ただ、時間がかかる、という焦りや不安、はたまたある種の余裕な態度はかえって逆効果になることもありますので、時間のことは気になるけれども、ちょっと横に置くくらいがいいと思います。で、その相手の方に対してですが、その気持ちをコミュニケーションしてみてはいかがでしょうか?「近づきたいし、近づいて欲しいし、来てもらっても近づいたような気が全然しないの。どうしていいのか分からないし、悩むんです」なんて風に。カウンセリング的な見方をすれば、・どうして近づきたくないんだろう?・どうして相手を遠くに置きたいんだろう?・過去にも同じパターンにはまったことはないかな?なんて見方をされると良いのでは?今現在カウンセリングを使ってくださってるということですから、そうした見方にもチャレンジされているかもしれませんが、きっと役立つと思いますよ。Q.理想のパートナーを手に入れる秘訣は?A.次のテーマにしましょうか?(笑)今回は「理想のパートナーに求める条件=自分が与えられるもの」という見方をしました。そのパートナーが手に入る秘訣は、・与えたいものを与えられる自分になる・パートナーを受け取る準備をするの二本立てで見てみると良いかもしれません。無価値感や罪悪感を感じていると、与えられないし、受け取れないという二重苦にはまってしまいます。そうすると、せっかく素敵な人が現れても、近づけない、受け入れられないことになってしまうんです。また、「自分が与えられるものなんだ」と気付き、頑張ってみると、知らないうちに自分の価値・魅力に自信が持てるようになっていくものです。自分の魅力に自信を持つことも大事ですけど、同時に周りの人に魅力を感じることも大切なことですよね。周りの人たち(特に異性)の魅力を再確認してみてはいかがでしょうか?魅力を見る良いレッスンになるかと思います。(仮に周りがおじさんばかりだったとしても・・・)Q.どうして与えてくれなかったんだろう?という理由が思いつかないときはどうしたらいいのでしょうか?A.すぐに答えが見つかるものばかりではないと思います。思いつかないのにも、それなりの理由があると思うんですね。何か今ステップアップを求められてるのかもしれません。より人の気持ちを理解できる、受け入れられる自分になるために。だから、すぐに答えを出そうとするのではなく、頭の隅に「どうしてなんだろうな?」という疑問を感じ続けてると、何かの拍子にハッと気付くことも出てくると思いますよ。Q.理由が分かっても、自分に余裕がなく許せないこともあります。A.余裕がないと許しは難しいですよね。そういうときは、まずは自分に余裕を持つことから始めてみましょう。一人で抱え込んでしまうこと、多くないですか?許しのプロセスはすぐに済んでしまうものもありますが、痛みや欲求、恨み辛みが大きい分、時間がかかるものです。許せないなあ・・・でも、許したいなあ・・・という余裕を感じられるまで、まずは、その相手ではなく、自分自身を見詰めてみてください。Q.第一印象って当たる事が多いでしょうか?A.第一印象がその後の関係性を決めてしまうことって多いと思います。ただ、当たり外れがあるわけではなく、自分がどう捉えるか?が大切ですよね。きつそうだな、苦手だな、と思ったら、きっとそのように対処してしまうでしょう。だから、そう感じたときにどうするか?の方が大切だと思います。そして、その時に自分を振り返ってみることも役立つと思います。どうしてきつそうだと思ったんだろう?どうして苦手だと思ったんだろう?それは心の中の隠れた何かのサインですから。Q.理想のパートナーの条件に挙げた10個の中に、私には持ち合わせているとは思えないものがあるのはなぜでしょうか?A.カウンセリングをしていると、その人の価値や魅力、才能は、その方自身が思っているのと正反対なこともよくあるんです。例えば「私は大人しくて無口な人」だと思っていたのに、実は「とても明るく情熱的な人」だったり。そういう時は「そんな部分、一番遠いものだと思ってました・・・」って感想をいただくものです。自分自身の魅力や価値は当たり前すぎて、あるいは、怖すぎて隠れてしまっているものも少なくありません。だから、持ち合わせていないと感じるものが出てきたとしても、何の不思議はありません。自分自身が気付いてないのかもしれませんし、まだまだ潜在能力として表に出てきていないものかもしれませんしね。Q.無償ではなく有償を求めてしまうのですが、その場合はどうしたらいいのでしょう?A.いわゆる「無償の愛」ではなく、何らかの見返りを求めてしまう・・・ということですよね?どうしてそういう思いを持たれるんだと思いますか?何か自分の中で、受け入れられなかった、与えてもらえなかったなどの経験があるんでしょうか?あるいは「無償の愛」を“与えなければ”という強い観念に捉われてしまうところもがあるのかもしれません。何らかの心の痛みがそこにあるのかもしれませんね。家族関係や今までの対人関係などを見詰めなおして見られると良いかもしれません。<感想・ご意見など>Q.ディスカッションの時間が多く、もっと根本さんのお話を聞く時間が欲しかった。A.申し訳ありません。「体験しながら学ぶ」「グループで話をしながら気付くを得る」ためにワークショップ形式をとっていますので、実習時間とレクチャー(講義)時間を凡そ半々くらいの時間配分にて考えているんです。幅広いテーマを扱いましたので、実際に「もっと詳しく聞きたい」というご意見も多数頂きました。同様のテーマは今後も扱っていきますので、その機会を楽しみになさってくださるとうれしいです。Q.カウンセリングを受けたいと思っていたのですが、予約がなかなか取り辛いのが残念です。もう少し大阪での回数が多くあると良いなあ・・・。A.ありがとうございます。大阪はホームグラウンドですので、他の地域に比べても一番枠数は多いと思います。それでもなかなかご都合が付きにくい場合もあり、申し訳ありません。こちらのページにて、カウンセリングの予約状況(概要)をご紹介していますので、ご都合のあう日があれば、是非ご利用下さい。Q.時間が足りなく感じました(多数)A.いつも申し訳ありません。それくらい充実してたんだな・・・ということでご勘弁下さい(笑)こういう心の話に興味を持ってくださったことがとても嬉しいです。実は僕が心理学を学び始めた頃、やはり2時間では物足りなくて、もっと聞きたい、もっと知りたいという気持ちを強く持っていたんですね。今の僕があるのも、そこで自分なりに考えたり、本を読んだり、講座に出たり、カウンセリングを受けたり、人と接したりしながら“楽しんでたら学んでた”からだと思うんです。皆さんにも是非そういう経験をしていただけたらな、という思いでワークショップを開催させていただいています。だから、また興味を惹かれたテーマがありましたら、是非、ご参加下さい。またお会いできるのを楽しみにしています。また、時間が少ないと感じられる方が多いせいでしょうか?ワークショップの後の打ち上げもいつも盛り上がって楽しいですよ。なかなかお時間に余裕の無い方もいらっしゃるかもしれませんが、チャンスがあれば、打ち上げにもご参加下さったら嬉しいです。以上です。ありがとうございました!!