[45]岩男(ロックマン)との付き合い方、その2。更なるバージョンアップ。 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

<リクエスト>

彼は「惚れたら負け・だから惚れない」というぐらいの「超自立型」。
何をしても「何もしていらん!!」「構わんでいい!!」という人(笑)。

だけど、どうしても、それが本心とは思えない。

それに、彼から「構って」くることはない(できない?)ので、(また、私も実はあまり「構う」のが得意ではないので)、私が構わなければ、二人の関係は成り立たないのでは???

一体、彼は、何を望むのか、何が幸せなのか。

彼に問うても答え(本心)は返ってこず、どうすればいいのかさっぱりわからない。

私は、「互いが互いの支えであり、必要とする関係を築きたい」と望み、恥も外聞も捨て(笑)、出来得る限りの愛情表現を試みています。

だけど、それは「依存」なのか、迷惑なのか、と、自分の望みや行動に、「これでいいのか?」と迷うことがあります。

一体、どうすればいいのでしょう???

(英さん)
<リクエスト>彼は「惚れたら負け、だから惚れない」というぐらいの「超自立型」。何をしても「何もしていらん!!」「構わんでいい!!」という人(笑)。だけど、どうしても、それが本心とは思えない。それに、彼から「構って」くることはない(できない?)ので、(また、私も実はあまり「構う」のが得意ではないので)、私が構わなければ、二人の関係は成り立たないのでは???一体、彼は、何を望むのか、何が幸せなのか。彼に問うても答え(本心)は返ってこず、どうすればいいのかさっぱりわからない。私は、「互いが互いの支えであり、必要とする関係を築きたい」と望み、恥も外聞も捨て(笑)、出来得る限りの愛情表現を試みています。だけど、それは「依存」なのか、迷惑なのか、と、自分の望みや行動に、「これでいいのか?」と迷うことがあります。一体、どうすればいいのでしょう???(英さん)<根本からの回答>以前、「[42]岩男(ロックマン)との付き合い方。」をご紹介したところ、予想以上に好評で、「あたしの彼もあんなタイプなんです」「好きになる人が、みんなロックマンなんですけど・・・」などなど、お客さまからも結構な反響を頂きました。ありがとうございます。今回はその続編というか、さらに進化したような感じでしょうか?(笑)マークが付けられる英さんは多分、とても正しい事をしています。調子に乗りすぎなければ、きっと今のままで十分上手にやってらっしゃるように思います。ロックマンとお付き合いする際に、一番大切なのが、『心の余裕』。岩を丸ごと抱え込めるくらいの“母性”、それをニコニコ遊んであげられる“無邪気さ”、そして、彼に「お前はええよな・・・」と思わせる“自由さ”が肝心。英さんの文章のタッチを見れば、無邪気さや自由は十分お持ちであることが分かります。また苦手ながらも一生懸命彼に構ってるところなどは、母性の芽生えとも見て取れます。ある意味、「あたしと付き合ってうまく行かへんかったら、誰と付き合うてもうまく行かへんわ」というくらいの自信を心の内に秘めてもいいかもしれません。(もちろん、そんな素振りを彼の前で見せると、一気につぶされるか、あるいは、それを理由に逃げられるかしますので、要注意です)さて、どうして彼は> 彼は「惚れたら負け、だから惚れない」というぐらいの「超自立型」。> 何をしても「何もしていらん!!」「構わんでいい!!」という人(笑)。・・・なんだと思います?“調子に乗ると危ないですよ”というのは、この部分に関する理解が少ないと、ついつい無邪気さ余って憎さ100倍になりやすいからなんです。もちろん、怖いんです。(※144.怖がりさんの攻略方法~野良猫に餌をやるが如し~も参照ください)でも、なぜ???それには彼オリジナルなストーリーがあるんです。でも、決してそれを語ってくれることはありません。(ポツンポツンと推測することができる情報が漏れ聞こえてくることは少なくないですが)もし、彼の古くからの友人、知人や家族と話ができる状態ならば、ちょっと聞いてみてもいいと思います。少なくても、とても痛い物語が隠れてることも少なくないんです。因みに僕が過去に出会った「超自立型」の男性の過去を思いつく限りご紹介すると、・母親の母性の欠如・父親からの暴力、圧政・両親の不在、またはそれに相当する状況・兄弟間での争い・体育会系などの上下関係が厳しい環境・好きな女性を奪われた痛み(失恋)・突然の婚約破棄・男性機能の不全による自信喪失・過酷な仕事環境(ハードワーク)・友人、知人からの裏切り行為・金銭面での問題(親の借金など)・戦争や事故などの生死に関わる経験などなど、あらゆるジャンルに渡ります。もし、彼の態度のどこかに依存的要素があるのであれば、それぞれの物語はそんなに過酷ではないかもしれません。でも、その辺も一切ない、純度100%の岩で出来ているような男性の場合は、ちょっと耳を疑うような過去を経験していることも少なくないんですね。(ただ、これはあくまで本人基準であり、世界標準とかではありませんから、ご注意を)だから、その辺は慎重に扱ってあげる必要があります。少なくても、普通の少年だった彼が、いつしか「人を信じない」「心を閉ざす」「誰にも近付かない」「感情を封印する」に値する経験をしてきたわけですから、それを見越して、まずは、ロックマンにならざるを得なかった彼を許してあげること、理解しようとしてあげるが大事です。ロックマンは、基本的に人の愛を信じられないんです。だから、その信じられない彼を許し、受け入れてあげることが、まずは大切なんですね。さて、その上で、彼への接し方なのですが、前回は、その情熱をまっすぐに与えることを提案しました。今回はさらに一工夫必要な感じがしますね。それは、先ほど紹介したもう一つの要素“母性”に関するものです。ロックマンを心理的に見ていけば、女性性が圧倒的に不足しているんです。(このことと、彼の過去に「母親の母性の欠如」が一番上にあることは偶然ではありません)「人間」から「女性性」を引いたら「ロックマン」になる、というくらいなんですね。だから、そういう男性に対しては女性性、特に“母性的”要素がとても必要です。(潜在意識ではそうした母性を喉から手が出るほど求めている場合は少なくありません)心理的なバランスからいっても、男性性が勝っている彼には、女性性が強い彼女の方がよいはずです。(つまり、英さんの隠れた才能は“豊かな母性”なんだろうと思います)そこで、慈母のような、女神様のような女性性で彼を包み込んであげるように接することもとても大切なんです。感覚的に言えば、そうした強い女性性、母性をもって、彼の岩の心を溶かしてあげるイメージです。でも、つい得意の“真綿で首を絞める”なんてことは気をつけてくださいね。そうすると、彼はますます怖がって二度とハートを開いてくれませんから。そこでは、彼の存在や、彼自身を包み込み、許すことが求められます。それは「愛していらん」と言っている彼を、受け入れ、許してあげることでもあります。これには本当の成熟さが求められますね。自分のエゴを捨て、欲を手放し、その上で、彼を愛するために自分を投げ出すような覚悟が必要な場合も少なくないでしょう。自分を捨てて、彼を愛する・・・。それは母親が、自分の命を捨ててでも、子どもを助けようとする気持ちに近いものがあるでしょう。逆に、そこまで愛を注いで、彼が目覚めることも少なくないのです。なぜなら、彼はそんな幼少の頃に心を閉ざしてしまっていたのですから・・・。そこまで彼を愛しますか?というのが、今の英さんに与えられた課題(選択)なのかもしれません。さあ、いよいよ、女性性を全開にして彼に向き合うときがやってきたのではないでしょうか?=お勧め!エクササイズ=【パートナーがいらっしゃる方へ】(女性の皆さんへ)ただ彼の存在を許してあげる日にしましょう。抵抗があって難しい方は、イメージの力を使うといいでしょう。イメージの中で、彼をただ抱きしめてあげます。できれば、背中側から、そっと包み込むように。もし、それすら怖い場合は、さらにイメージを広げ、あなたの醸し出すキラキラ光るオーラでもって彼を包み込んで上げましょう。そうして、彼があなたの腕の中で、あるいは、オーラの中で、ホッと息をつき、安らかな表情に変わるまで、このイメージを続けます。このイメージを続けると、自然とあなたの母性が解放され、柔らかい女性性が溢れ出てくるようになります。#さらなる女性性の解放はまた面談などを利用してみるとよいです!!(宣伝!)(男性の皆さんへ)勇気を出して・・・彼女に身を委ねてみましょう。自分の心を吐露することに抵抗があるのならば、そっと彼女に体を預けてみると良いでしょう。ちょっと頑張った分、心は深く安らぎを覚えるはずです・・・。できれば、そのまま今日は眠ってしまいましょう。まるで子守唄が聞こえてくるくらいの居心地の良さを、実感できるはずです。【パートナーがいらっしゃらない方へ】(女性の皆さんへ)あなたが助けてあげたい男性をまずは一人思い浮かべてみてください。それは過去の彼氏でも、今好きな人でも、お父さんや誰でも構いません。そして、その人をイメージの中で、そっと抱きしめて上げましょう。その人の心の疲れが取れるように、何よりも、心の争いや葛藤、苦悩が流れていくように、イメージの中でただ包み込んであげましょう。それは彼の顔がほぐれ、安らかになるまで続けましょう。(男性の皆さんへ)自分の心の中の、誰をも入れられない領域を見つめてみましょう。それがどこからやってきたのか?どんな経験がそれをもたらしたのか?そこをじっと見つめ直してみます。心に人を入れる準備はできていますか?もし、Yesならば、その思いを誰か女性に語りかけてみてください。誰もいなければカウンセラーを使ってみてもいいでしょう。女性が難しければ、まずは男性からでも構いません。あなたの心の岩をほぐす、一歩目、にしてみませんか。
男と女の心理学