最近「自分を許すことがテーマですね」というカウンセリングをよくしています。
ちょっと前は「信頼」が大きなテーマだったんですが、気が付けば、こう少しずつ流れが変わっているんですね。
「自分を許す」の他には「大きな転換期ですよね」という話も良くしてます。
だいたいこういうのは考えて言ってるわけではなく、言った傍から気付くことが多いです。
「あ、また“自分を許す”って言ってるよ」って感じで。
だから、今の僕自身にそれが必要なんだな、と省みつつ、そんなお話をさせていただこうと思います。
* * *今の自分を許す、というととても難しいように思えます。そして、実際に“考えれば考えるほど”難しくなります。実はこれはとてもシンプルなことだと思うんですね。今の自分を認めてあげる。ただ、それだけなんですね。しんどいのはしんどい、嬉しいのは嬉しい。ただ、それだけで良いんです。それ以上は何もしなくていいんですね。でも、私達はそこで、その気持ちが良いのか悪いのかを判断しようとします。「好き」と「嫌い」が混在する心なのに、どちらか一つに決めなきゃいけないように感じます。もし、ネガティブな気持ちがあったら、何とかしてその思いを消し去ろうとします。特に苦しみや寂しさなどのネガティブな感情があれば、早くそれを解消したくて焦ることも多いでしょう。この苦しみから早く逃れたい、そんな風に思ってしまうかもしれません。でも、それもまた今の私の気持ち。どこまで突き詰めていっても、それが私の今の気持ちなんです。感情は天気と同じでコントロールできないものです。雨男と言われる僕ですが、降るものはしょうがないですよね。諦めではなく、ただそれはそれとて受け入れるしかないと思うんです。そうして、「雨だなあ~」と受け入れる事ができれば、そこに雨なら雨なりに意味を見出すことができます。「雨が降ると自分の内面を見るにはちょうどいいなあ」とか「のんびりしろってことかなあ」とか。自分を許して初めて『次』に進めるんですね。そこを飛ばして『次』に進むのは、階段を一つ飛ばし、二つ飛ばしで上ろうとするのと同じで、元気な時にはいいですが、しんどいときには間違いなくこけて痛い目に合います。だから、今感じている気分をそのまま受け入れてあげる。それが「好き」「嫌い」矛盾しているように思えるものもOK。人から見れば「変な」感情のように思えてもOK。自分がそう感じていることを大切にすることが大切だと思うんです。don't think , feel!という言葉があります。考えるな!感じろ!という意味なのですが、考えてしまうと分かるものも分からなくなります。そして、多くは否定的に考えるか、無理にポジティブに引っ張りあげようとしてしまいます。前者は傷口に塩を塗り、後者は体力を使いすぎて疲れてしまいます。ただ感じてみることがすごく大切です。何も感じなければ、それはそれでいいんです。「心がしーんとなってるなあ」ってそう思っておけばいいんですね。また、自分が今何を感じてるのかが分からなくなるときもあります。それもそれでいいんですよ。今は「これが何か分からないなあ」と思っていてください。「でも、早く何とかしなきゃいけないんです」そう思ったら「焦ってる自分」に気付き、それを許してあげましょう。