きょうの学びは、自分のしたいことにほんとうに素直になる、ということ。 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

朝からじっくりと一日カウンセリング。

たまたま朝、カウンセリングルームに顔を出してた某トレーナーが
「ねむねむ、日曜なのに朝から仕事なん?」
と言うので、
「日曜やから仕事やん。うちらの日曜は月曜やねんから」
と答えると、
「確かにせやな。あはははは」
と笑いながら去っていきました。

* * *今日は男性も女性もカップルもありの様々な趣向により一日が過ぎていきました。仕事の問題、夫婦の問題、恋愛の問題・・・その問題は一様に異なりますが、カウンセリングで見つめていくところでは「あたしの本音って何?」というところが、今日の共通テーマだったような気がします。大人になると様々な思考が巡ります。利口になり、経験も積み、自分の感情をある程度コントロールできるようになっていきます。そうすると、ある出来事についてある矛盾を抱えるようになるんです。それは「~した方がいい」という思考的・理性的な結論と、「~したい」という感情的・感覚的結論の矛盾です。それらが一致してれば一向に問題はありません。でも、それが異なると「頭で考えれば離婚した方が楽だと思うんです。でも、それは怖いし、とても躊躇する自分もいて・・・」と悩むわけです。本音は、離婚したくない。まだあの人と一緒にいたい。という気持ち。でも、理性は「そんなことしても苦しいだけ。それに一度裏切った人なんだから、今後は信用できない」と警鐘を鳴らします。でも、感情は「それは分かってるんだけど、でも、ほんとうに嫌いになれないというか、たぶん好き・・・いや、たぶんじゃなくて、ほんとうに好きだから別れたくない」と反論するわけです。こうしたやり取りを頭の中だけじゃなく、友達に相談したときに経験することもあるでしょう。こういう理性と感情が矛盾すると、必ずといっていいほど、肩が凝り、クビの当りが詰まってきます。それは、頭と感情(胸=ハート)の間にクビや肩があって、そこで理性派と感情派の押し合いが展開されるからなんです。そういうときはクビを暖めてあげたり、ホホバオイルなどで流れを良くしてあげたり、プロにお願いして揉み解してもらったりすると効果的です。答えは出なくても、気分はすっきりすることが多いはず。*時に私たちは心と体が繋がってるこうした証拠に出くわします。よって、心を扱う仕事をしながらも、体のことも少しは分かったりします。ただし、ドクターやマッサージ師ではないので、その辺の理屈は分からず、心理学的に「~なことが多い」と言う表現しかできないんですけどね。そんな風に理性と感情がぶつかったときは、心を扱うものとしては、そうした思考的結論はひとまず横において、感情の方を大切にするように伝えます。「じゃあ、別れたくないんだよね。本当は。それが大事なんですよ。苦しいけれど、その苦しみから逃げて理性的な方の結論を選ぶと、後から後悔してまた苦しみがやってくるしね。強がったりしなくて、ほんとうに素直になることが今は大事なんですよ」でも、「別れたくない」という気持ちを認めたとしても何がどうなるものでもありません。旦那が心を入れ替えるでも、気持ちがさーっと晴れるでもありません。ただ、心の深いところで、すーっと何かが動き、ことん、と何かがはまる音が聞こえるようになります。腑に落ちる。という感覚です。そして、何か体がとても軽くなっていくんです。これは「抜ける」という感覚で、問題がどうなっていようとも、状況が最悪であろうとも、その物事に向き合う準備が完璧に整ったことを教えてくれる状態なんです。いわゆる、腹が括れてる、という状態。ここまでやってこれたら、ほぼ問題は解決する方向に向かいます。