今日のカウンセリングから学んだこと。「センタリング」本当の私に戻る大切さ。 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

今日も朝から一日カウンセリング。
そこでの学び。

「センターに戻ろう!」

ほんとうの自分がいる位置がセンター。そこに戻ることをセンタリングと言いますが、問題が大きいということは、また、なかなか解決しないということは、センターからずれているということなんです。

そして、それは誤解の上に成り立っていることも少なくありません。

今日お会いした皆さんは、それぞれが本当の私と、今の私のギャップが最大、という感じの方ばかりで、私から見た本当の姿をお伝えすると「それだけはありえないと思っていました」と言う共通のお答えが帰ってくるほどでした。例えば、小さい頃はとてもお転婆で、男子に蹴りを入れてた陽気で明るく元気な女の子が、思春期に友達との関係で躓いたことがきっかけで、大人しく、あまり目立たない女の子に変身してしまうこともあるんです。(←実はうちの嫁)そうすると、必死に元気な女の子の部分を隠して生きようとしますから、自然とそんな自分はいなかったことになってしまうんですね。つまり、「私は元気じゃない、明るくない」と暗示をかけながら成長していくようなものです。その暗示が成功した暁には、自分は本来の姿とはまったく別人格が出来上がってしまうのです。でも、本当の私は元気で明るい女の子。そこかしこに、その子が顔を出すわけです。例えば、恋愛する相手が自分を守ってくれるような男子ではなく、むしろ、自分が守る側の男の子だったりするように。そうすると、頭で思っている自分と、目の前に現れる現実にとてもギャップを感じるようになるんですね。それが悩みであり、「自分がいったいナンなのかが分からない」という状態になるんです。さて、そう言う時に自分らしさ、本当の自分を取り戻す、ということが必要になります。でも、それはある意味生き方を変えることになり、とっても勇気と覚悟がいるんです。先ほどの「元気・陽気」を「大人しい・元気じゃない」に置き換えた女の子。そうすることで得られるメリットも少なくなかったんですね。いわばそれである程度成功してしまっているんです。それを修正していくのがセンタリングということ。本来の自分を認め、そこに近づくことを許していくプロセス。なかなか時間のかかる根気のいる作業ですけれど、でも、それができると、今の問題が氷解するだけでなく、様々な変化が起きてくるものです。それはそれは感動的なもので、「なんだ、これでよかったんだ」という安堵感と一緒に人生がより楽しくなってしまうのです。