*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*
こういう風に感じるときは、現状に満足できずにもっと成長を望んでいるときなのでしょう。
だから、退屈しているところもあるのかもしれません。
退屈というのは、変化のない景色を毎日毎日眺め続けるようなもので、イライラと諦めが混在する、ちょっと切ない世界でもあります。
ですから、新しい世界、今まで踏み入れたことのない世界に意識を向けることが、自分の幅を広げることになります。「広げる」もありますけど、「深める」ということもできますね。でも、私達は大人になればなるほど、ストレスや慣れ、安定欲求などが高まるので、新しい世界のつもりがそうでない、なんてこともあるんですね。しかも、今は情報社会。ネットで検索すれば、刺激のほとんどは簡単に手に入ってしまいます。簡単に手に入れたものほど思い入れが持ちにくいですから、せっかく新しい世界だと思っても、勝手知ったる世界へと塗り替えられてしまうでしょう。それに、勇気が要りますね。頭で分かっていても、なかなか今の世界を飛び出せないことがほとんどかもしれません。実はカウンセリングでもよくあるんです。そもそも問題って、新しい世界へ自分を誘ってくれるものですから、問題を解決する、というのは自分の幅を広げ、深めることに他ならないんです。でも、なかなか、難しい。そういう意味では、一人で、自分の頭の中でシミュレーションをしている以上は、なかなか幅は広げられません。「行動」がやはり鍵を握ると思うんです。簡単な方法としておススメできるのは、まずは本屋さんに行きます。比較的大きな書店がいいですね。そして、今まで足を踏み入れたことのないジャンルの書棚の前に立ちます。その中で、興味をそそられるものがあったら手に取り、そのままレジに向かいます。ここからが肝心なのですが、後から読もう・・・と思っても、そのまま日々の流れに流されてしまいますから、購入後はすぐさま近くの喫茶店に入り、最低でも15~20ページほど読んでみます。もし、そこでワクワクしてきたらラッキーですね。時間がなければそのまま店を出てもいいですし、そのままじっくり読み進んでも構いません。次におススメなのが、人との出会い。(ほんとはこれが一番のおススメ)興味のあるセミナーに参加してみる、というのが一番いいかな、と思うんです。うちのセミナーでもいいですし、他の、いろんなジャンルのセミナーも面白いもの、いっぱいあると思いますよ。そこはきっと新しい世界の刺激に満ち溢れてると思います。できれば、「興味はあるんだけど、今までなかなか行く機会がなかったジャンル」で探してみるといいかもしれませんね。また、人との出会い(その2)としては、旅行。今まで行った事のない国に行ってみるんですね。で、高級ホテルの部屋でのんびりと・・・ではなく、宿泊はそこでもいいですけれど、バザー(市場)やショッピングモールなどに出かけて現地の人と触れ合うのはとても刺激的。特に、日本とはまったく違う価値観の国に行くことは、たとえ5日だけだったとしても、自分の幅を広げるきっかけを与えてくれるはずです。でも、これはお金に余裕があって、かつ、時間に余裕が作れる方じゃないと難しいですね。あと、とてもやる気のある方向けにおススメしたいことは「バイト」。職場の副業禁止規定も気になるところですが、今とはまったくの異業種で短期間でもいいので、バイトしてみるんです。例えば、土日が休みの方は、週に1日、日曜日だけできる仕事を探してみるのもいいでしょう。コンビニでもいいし、スナック(これはコネがあれば、ですが)という手もあります。異業種交流とは自分の世界を広げるためにはとっても効果的な方法だと思うんです。しかも、ビジネスですから、厳しさもあれば、業界独特の慣例にも触れられるでしょう。また、同じような意味ではボランティア活動も同じような刺激を与えてくれると思います。ありきたりかもしれませんが、いくつか方法をご紹介させていただきました。どれも真新しいものはないかと思われるのですが、どんな方法を取ったとしても、それは自分の幅を広げるきっかけにしかなりませんよね。やはり、そのチャンスをものにできるかどうかは、自分自身の意欲にかかってきます。それは何かと言うと、「どうして自分の幅を広げたいのか?」というところに尽きます。それが「退屈しのぎ」や「今の自分が狭いと思うから」というネガティブな動機だとすると、あまり効果は得られないばかりか燃え尽きるばかりかもしれません。新しい世界へと広がって、自分が何をしたいのか?その目標意識が、あなたをさらに広く、深い人間にしてくれるのではないでしょうか?