たいへん長らくお待たせしました。
8/6の大阪での心理学ワークショップで頂いたアンケートにお答えさせていただきます。
参加されていない方にも心のQ&Aとしてご利用頂けるように分かりやすくしているつもりですので、お時間あるときにお楽しみください。
*大阪・心理学ワークショップ*
2005/8/6(土) 13:30~17:30 『魅力アップセミナー~欲しい魅力をゲットする方法~』
2005/8/6(土) 18:30~20:30 『目標設定~自分が進む方向を指し示すもの~』
淀屋橋・大阪市中央公会堂・第6,7会議室
<質問・疑問>Q.目標を持つことに抵抗がある場合、ブロックをとることが先ですか?A.そうですね。どうして抵抗を感じるんだろう?どうして目標を持つことを自分に禁止してしまうんだろう?というブロックを見つめていく事が先かもしれませんね。そうすると「目標を持つことを自分に許す」という目標になりますね。目標というと大きなもの、立派なものって考え勝ちですけど、何かしら抵抗を感じたり、すぐ目の前にありそうなことでも十分良い目標になりますね。Q.もし好きなものが見つからなかったらどうしたらいいのでしょうか?A.好きなものが見つからない、というのはどういう状況だと思います?心が元気なときでしょうか?それとも落ち込んでいるときでしょうか?「好き」に限らないのですが、心が元気なものは嬉しいこと、楽しいこと、好きなものを見つけやすい状況にあると思うんです。でも、忙しかったり、疲れていたり、不安が強かったり、何か大きな問題を抱えているときは、ネガティブな感情に引っ張られてポジティブな感情がなくなってしまいますね。「好き」というのは比較的分かりやすい感情だと思います。ですから、好きなものが見つからない時には、自分の心の状態を見つめることをお勧めしています。自分がどんな気分なのか?どんな状態なのか?をきちんと把握するために。そして、日ごろは「探す」「思い出す」って作業をしてみるといいと思うんです。電車に乗っているとき、テレビを見ているとき、職場にいるとき、街を歩いているとき、自分の「好き」って感覚を頭の隅に入れておくんですね。そうすると「そういえば、昔はマクドナルドが好きで、よく通ったよなあ」なんてことを思い出したり、「あ、そういえばマッサージは大好きだったな」って気付いたり、少しずつその気持ちを取り戻せるようになっていきます。Q.魅力アップセミナーの方で、グループの人に魅力を見つけてもらうのは、初対面だから本当の私のことは分からないんじゃないのかな?と思ってしまいます。受け取れないんでしょうか?A.おっしゃるように初対面の人から魅力を見つけられても、すぐにはそれを受け入れるのは難しいかもしれません。魅力を伝えてもらえばもらうほど「違うのに、本当はそんなんじゃないのに」とか「あたしはこんな酷いところあるのに」と自己嫌悪に陥る事もあるでしょう。でも、ここでポイントなのは「本当の私」というのは誰にとっての本当の私なのか?というところだと思います。自分のことは自分ではなかなか分からないんですよね。例えば、自分の顔。今どんな表情してるのか?どこにご飯粒がついているのか?ってのは、触ってみたり、鏡を見ないと分からないですよね。背中についてるゴミも人に教えてもらわないと脱ぐまで分からないと思うんです。自分のことなのに、ね。心も同じだと思うんです。見えないものだけに、自分のことは自分が一番分かってる、と思い勝ちなんですけど、案外他の人からの方がよく分かるところもあっても不思議ではないと思うんです。それと初対面同士の場合、お互いに利害関係がほとんどないですから、かえってフラットな目で見られます。友達や恋人同士でいつも価値や魅力を伝え合うのは恥ずかしくてなかなかできないし、故に思っていても口に出さない、出せないことが多いと思います。初対面な分、言いやすい、見つけやすいという利点があるんじゃないかと思うんです。また、初対面での印象ってとても大切でしょう?初めて誰かに会ったとき「この人、いい感じの人だな」とか「なんか無愛想で近付きにくいな」とか、みんなそれぞれに印象を持ちます。そして、その印象に基づいて行動することが多いと思うんです。だから、初対面だから分からない、とか、間違ってる、とは必ずしも言い難いんです。「自分には魅力なんてない」という思いが強いと、受け取れなくなってしまうんですが、それに気付いたら、どうして自分はそんな風に思ってしまってるんだろう?って自分を見つめてみる事もお勧めです。Q.私に足りない魅力が何かを知るにはどうすればいいのでしょう?A.“私に足りない魅力”という意識はどこから生まれてくると思われますか?今の自分に不十分さを感じていらっしゃるのでしょうか?だとしたら、それはどうしてだと思われます?・・・こうして自分の内面を見つめていくと、新しいテーマが生まれてくるのではないかな?と思います。“足りない魅力”というのと“身に付けたい魅力”というのでは、どちらがその魅力を手に入れようとするモチベーションが高まると思われますか?目標設定のワークショップに関わりますが、ネガティブな動機で目標を設定してしまうと、瞬発力(最初の行動力)はありますが持続力がなくなってしまいます。すぐに手に入るものならばいいけれど、例えば数ヶ月取り組む必要があるテーマだと、途中で頓挫しやすくなると思いますし、手に入れたときの感動も低くなってしまうと思うんです(ホッとしたり、安心したりしますが、やったぁ!!!!という気持ちはあまり多くないかな?と)。“足りない”と思ってしまうと、常に自分のあら探しばかりをしてしまうかもしれません。そこでは自分が今持っている魅力や価値に泥を塗ってしまうことだってあると思うんですよね。「そんなんじゃないのよ」とか「あたしはこんな汚いところあるのよ」とか、受け取らないように一生懸命言い訳してしまうことだってあります。それはしんどいことだと思うんですよ。“足りない魅力”から“こんな魅力が欲しいな”と思えるようになったら、それだけで素晴らしいのではないでしょうか?Q.相手の態度で傷ついたとき、どう伝えたらいいのか分かりません。どうしたらいいのでしょうか?A.状況にもよりますが、「そういう言い方をされると、とても気になってしまう」とか、はっきりと「そういう態度は傷つく」ということを伝えた方が良いと思います。こうしたネガティブなコミュニケーションは難しく、勇気が要るものですが、我慢して一人で溜め込んでしまうと、それも心には良くないですよね。直接言いにくい場合は手紙やメールなどを使ってもいいですし、第三者(共通の友人、知人)に入ってもらうことも悪いことではありません。ただ、こういうコミュニケーションをする場合、相手を責めてしまうのではなく、“お互いの関係を良くするため”という心積もりがとても大切です。自分の正当性を主張したり、相手の非を責めたりしてしまうと、余計に関係が悪くなりますよね。自分が相手のことを思いやることが大切です。そのためには伝えにくい事でも、思い切って伝えてみると、より深く繋がりをもてることもあります。それから、こういうネガティブなコミュニケーションをする場合は、普段から意思疎通ができてないと善意も悪意に取られてしまうことがあります。普段からお互いに思っていることを言いやすい環境作りも大切だと思います。そのためには、自分から何でも話をする、相手の話を積極的に聞いてあげるなどが大切ではないでしょうか?Q.今の自分がしてることが正しいのか疑問があります。それも見つめていかないと、と思いました。A.なかなか自分がしていることが正しいのか間違っているのか、気になりだすと止まらないのかもしれませんね。(カウンセリングを受けられている、とのことですので)そういう時は、カウンセラーに遠慮なく聞いてみてはいかがでしょうか?もちろん、カウンセラーに限らず、友人や家族など身近な人にその気持ちを打ち明けることもOKです。一人では難しいな、分からないな、自信がないな、と思った時は、一人で考え込むのではなく、できるだけ誰かに相談してみることがお勧めです。励ましてもらったり、勇気付けてもらったり、あるいは、叱られることもあるかもしれませんが、自分が信頼できる相手だとしたら、きっと良いサポートが得られると思いますよ。Q.グループでお互いの魅力を探し合うためにお互い見つめあっている時、恥ずかしさと緊張の後に眩暈がして一瞬、目の前が真っ暗になってしまいました。これは、ただの緊張しすぎだったのでしょうか?それとも他に原因があるのでしょうか?A.それほど長い時間グループの皆を見ていたわけではないと思いますが、それくらい自分が“見てもらうこと”に慣れていないのかもしれませんね。緊張したり、恥ずかしかったりという感情が強くなると、一瞬感覚が麻痺することがあります。それは一種のブレーカが飛んだような感覚だと思いますが、そうした経験から様々なことを学べます。人に対して自分を隠してしまう(隠れてしまう)ところはないだろうか?自分に全然自信がない(魅力がない)と強く感じてるところはないだろうか?人に見られる(見てもらう)と思ったら、どんな感情が動くんだろうか?そして、どうしてそんな感情が動くんだろうか?などといった視点から自分を見つめてみると、本当にたくさんの発見が得られるのではないでしょうか?また、こんな風に分からない事があったとしたら「くだらないかな」と思っても、質問して下さいね。一人で考えるよりも、人に聞いた方が早く答えが得られる場合もありますよ。以上です。皆さん、ありがとうございました。