「誰かに怒っているとき(3)」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

怒りのエネルギーはとても強く、(自分も含めた)人に向けられれば傷つけあうための凶器になります。
でも、それをバネにすることができれば・・・、そのエネルギーは強いやる気に変換され、あなたの心の状態を一気に昇華させてくれます。
でも、怒りを抑えてしまったり、その理論だけで無理やりやる気に転化させようとしても、むしろ燃え尽きてしまうことが多いはず。押さえてしまうとあなたの心の中で、いつまでもその火はくすぶり続けます。怒りをきちんと受け止め、向き合い、時には髪の毛が逆立つくらい激怒することも大事なのです。そうして、怒りが抜けていくと、一転すごく気持ちが良くなり、その相手を無理なく許せたりするのです。実はそこで誰かを攻撃したり、自分に対して破壊的になるのは怒りから逃げてしまっている状態なのです。ほんとうに怒りに向き合ったとき、実は誰かを攻撃する余裕すら失います。それは本当に熱による浄化を連想させてくれます。般若になることを自分に許してあげるのも大事なこと。その先には大きな変革が待っています。
心の処方箋