「完璧主義をもうやめたいとき(3)」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

さて、3回目の今回は「許し上手になる」ということ。

それは今できないことで自分を責めるよりも偉大な選択をすることなんです。

それはできないことで自分を責めるよりも、それを次への課題とし、自分を磨きなおすこと。
つまりは、自己嫌悪よりもずっと大事なこと、大切なことがあることを知ることなんです。
完璧主義者なあなたは、本当は職人気質で、一つのことにこだわりたいタイプであることが多いんですね。でも、それゆえに、失敗ばかり、欠点ばかりに目が行ってしまうんです。そこで欠点を責めても痛いだけで、前には進みません。鞭も入れすぎれば、単なる暴力になってしまいますよね。だから、もし、自己否定するのならば、1回だけ、にしておきましょう。そして、1回自分を叱ったら、意識を次の方向に、明日の方向に向けるのです。失敗は責められるものではなく、修正するチャンスを与えられたに過ぎません。そして、その修正は楽しんでやるものなんです。自分の失敗を笑えるくらいになると、それはあなたの確かな成長になります。そのためにも、自分を許し上手になりましょう。甘やかすのではなく、許し上手になるんです。(この意味を理屈で考えるよりも、ニュアンスで捉えてみるといいでしょう)許し上手になると、失敗は見事に成功の元になります。自己嫌悪は、失敗をさらなる失敗に導くだけではないでしょうか。少しの勇気と、気長なチャレンジから、あなたの完璧主義を手放していきましょう。
心の処方箋