7/8 名古屋・心理学WSのフォローアップ(1) | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
参加されていない方にもできるだけ分かりやすいように作成しているつもりですので、どうぞお時間のある時にお楽しみ下さい。
今回は長くなりましたので、二回に分けてお届けします。
まずは第一弾!

心理学ワークショップ(名古屋)
2006/7/8(Sat)『自信の心理学~自分をもっと好きになる!~』
2006/7/8(Sat)『お金の心理学~今よりもっと“いい関係”を築くために~』
鶴舞・愛知県勤労会館つるまいプラザ

* * *【質問・疑問】Q.夫を成功させるには?A.こういうテーマを持てること自体がとても素晴らしいことですね。内面的にも、環境的にも。まずは、その思いをご主人に伝えてみてはいかがでしょうか。もちろん、負担にならない言い方をすることも大事です!(思いが強すぎるとプレッシャーになってしまいますから)。意識の置き場所としては、彼の成功を本心から祈ること、そのために自分がベストを尽くすことを決意することが大切だと思います。そして、何よりも自分が楽しむこと、喜ぶことが大事です。自分が楽しむことや癒されることが、同時にご主人を楽しませ、癒すことに繋がることを忘れないでおいてください。特に一方がしんどいときに、つい、お付き合いして共倒れしてしまう夫婦も多いんですね。助けてあげたい気持ちの強さと、それが思うようにいかない無力感に苛まれてバランスを崩してしまうのです。一緒に成功したいと思ったり、運命共同体である夫婦の関係では、二人三脚をしているように、ちょっとしたことでバランスを崩してしまいがち。だから、自分自身がきちんとセンターにいること(自分らしくいられること)が、とても大切なんですね。そして、ご主人が本当に行き詰まり、しんどいときに、最高の笑顔で「大丈夫よ!」と言ってあげられるように自分自身を磨いてきましょう。それが彼にとっての一番のサポートとなるんです。パートナーシップは一人で頑張らなくても、どちらかが成功すれば、その恩恵を二人が受け取れ、分かち合えます。その思いがご主人に届いて、更なる成功を受け取れますように・・・。Q.最近自分が頑張っていて自信がついてきたのですが、その後はどうしていけばいいのでしょうか?一直線に進んでいっていいってことでしょうか?A.はい。一直線に進んでいきましょう。行けるところまで行ったろ!と思うくらいがちょうどいいかもしれません。私達は自信の無いときには一歩前に進むこともドキドキし、不安になり、また、重たく感じられがちなのですが、自信が付いてくると不思議と足取りが軽くなるんですね。だから、「え?こんな軽くていいの?こんな簡単にうまくいっちゃっていいの?」という状態がやってくるんです。その時に素直に「やったー!ラッキー!」と受け取ってみましょう。それは心がけ次第できっと出来るはず。時には自然と笑みがこぼれ、ニヤニヤして怪しい奴に見えるときもありますが、そこは思い切りヨダレを垂らして、今の自分を実感してみてください。一回楽になったからといって、ずーっとうまく行くわけではありません。でも、この自信を得た実感は、きっとそんなときにも力になってくれます。Q.お金を貯めることや節約することに意識を向けすぎて、好きなことに使うことが疎かになっていることに気付きました。そのバランスを上手に取る秘訣はないでしょうか?A.節約に意識を向けすぎる方は、好きなことに使おうと思ってもなかなか思い切りが付かないかもしれません。ケースバイケースではありますが、いくつか考え方をご紹介しますので、ぴんときたものを実行されてみるといいでしょう。1.自分が今ぱっと使ってもいいと思えるお金の上限を決めます。その金額を“投資する”に相応しいことを探し、全額つぎ込みます。これは“使う”のではなく“投資する”という意識を持つことが目的です。ここで言う“投資”とは株や債権などに限らず、ファッションや習い事など衣食住全てに関わることを指します。そういう意識を持つことで、お金を“生かす”という考え方、発想が生まれやすくなり、お金を前向きな気持ちで捉えられるようになります。あとは全額つぎ込むだけの価値のあるものを探すことがポイントです。これは一生懸命やりたいところです。2.自分へのご褒美をきちんと買ってあげる。恋人にプレゼントするように、自分自身にも何かの縁でプレゼントする意識を持ってみるといいですね。誕生日やクリスマスだけでなく、お給料日やその前日に1ヶ月頑張った自分へのご褒美を選んであげたり、自分でもちょっと頑張ったな、と感じた日には美味しいコーヒーを飲ませてあげたり、ほんのちょっとしたところで活用できると思います。※ここでのポイントは自分を“他人化”してみることで、自己承認(自分を認めてあげること)に繋がります。3.“遊び”を作ってみよう。お金だけでなく、時間も人間関係も、歯車やハンドルも“遊び”が大事ですよね。敢えて遊ばせるお金を作ってみるのもいいかもしれません。余裕資金というか、これは自由に使っていい、むしろ、今月中に使わなくちゃいけないお金、という感覚で“遊び”を作ってみるんです。それが例え1000円だったとしても、「何に使えるかな?何して遊べるかな?」という発想を生みやすくなります。・・・どのアプローチも、要は「心に余裕を持つこと」を目的にしているんですね。自分への投資も遊びも、使った分、何らかの形でリターンが得られます。そして、それが更に大きなリターンを呼び、好循環が始まります。Q.お金を得る手段の一つ“職業”ですが、仕事選びも大切ですか?好きなことを仕事にすると、そこに流れるエネルギーも良いものになって収入として流れてくるとお金も輝いてくる一方で、イヤイヤ働いて稼いだお金にはマイナスのエネルギーが流れてそうな・・・。これって思い込みでしょうか?A.まずは一つ目の質問の答えは“Yes”です。ただ、好きなことがすぐに仕事になるわけじゃないので、二つ目がとてもいい質問だと思います。好きなことをして得たお金は、喜んで受け取りやすく、また、自分を認めてあげたり、褒めてあげやすいので輝きます。そして、イヤイヤ働いて稼いだお金は確かにネガティブなエネルギーを帯びやすく、無駄遣いしたり、気がつけばなくなっていたり、逆に借金になって残ったりしてしまうことも少なからずあるでしょう。でも、いい意味での“マネーロンダリング”(ネガなお金をポジに変えること)も考え方一つでできると思います。それはイヤイヤ働いた自分を褒めてあげること、そして、そんな自分に対してもきちんと支払われた報酬に対して感謝すること。例えば、社長さんや取引先の気持ちで見れば、イヤイヤ働いている人にはお金を払いたいとは思えませんよね?でも、契約とはいえ、あなたが働いた分は報酬として支払ってくれるわけですから、そういう意味では感謝感謝です。また、しんどいながら、イヤイヤながらも頑張った自分。これも偉いですよね。また別のアプローチとしては、ネガなエネルギーを帯びたお金はネガに使いやすいので、できるだけポジティブな使い方を心がけるのも効果的ではないでしょうか。とはいえ、分かっていてもこういう風にすぐに考え方を変えるのも難しいと思いますので、まずは、頭で理解するところからでOKです。つまり、マネーロンダリングは不可能ではない、ということは頭の隅にでも入れて置いてください。実際に給料日に振り込まれたお金を一旦全額引き出し、窓口ですべて新札に換えてみると、お金のすごさ、有難みがより実感できたりします。Q.家族がお金を不足しているとき、与えたいと思っても受け取ってもらえないとき、とても無力感を感じてしまうのですが、この感情にはどう対処したらいいのでしょうか?A.受け取ってもらえないのはお金だけではないんですよね。助けたい好意(気持ち)、その他の援助もきっと受け取ってもらえないのではないでしょうか?相手が家族なだけにより深刻になってしまうかもしれませんが、ちょっとドライな目も必要かもしれません。相手にもタイミングがあって、選択権があるということ。援助を必要とせず、自力で頑張りたい時期もあるでしょうし、それが苦しい道、敢えてしんどい選択だと分かっていても(周りの人はほんと冷や冷やすると思うんですが)、貫きたい場合もあります。助けたいから無力感って感じるんですよね。だからこそ、無力感を感じると、諦めたくなったり、放り出したりしてしまうものですが、そうした相手の事情にもできるだけ配慮してあげて、相手に受け取る準備ができたときにすぐに差し出せる(心の)準備をしておくことが大事だと思います。待つのはしんどいものですけどね。この問題に限らず、無力感に対しては、ほんの些細な事、意味の無い事のように感じたとしても、今できることを一生懸命やる、これに尽きるところがあります。もちろん、そういうパターンを持つ背景にも言及することは可能ですが、今できることにまずはベストを尽くしてみましょう。その心意気だけでも、十分自分を成長させてくれますね。Q.自己愛と自己中の違いって何でしょうか?A.このテーマだけでも何時間も話が出来そうですので、ここでは簡潔に。自己愛というのは、自分を愛するということで、自分自身を慈しみ、大切にすることです。(こうした表現は無限にできます)自分を大事にするということは同時に周りの人のためにもなります。あなたの愛する人が、自分で自分を苦しめているということは哀しいことでしょう?だから、自分自身を愛するということは同時に自分の周りの人のためでもあるのです。一方で自己中(自己中心的)というのは、あくまで自分本位ですから、自分自身のことしか見えていない状態ですね。周りの人のことは考えられず、自分さえ良ければ・・・と殻にこもっているように見えるかもしれません。つまり、自己愛というのが周りの人も含めた全体的な視点から自分を大切にするのとは対照的に、自己中というのは個人の中でぐるぐる巡ってしまっている状態ともいえます。例えば、自分が欲しいものがあったとき、それを周りの目を見ずに手に入れようとすれば、それは自己中な行為となるでしょう。でも、自分だけでなくみんなの利益になるような方向で考えることができれば、それは自己愛に繋がるはずです。このテーマにぶつかったときは、改めて自分を愛する、ということに重点を置いてみると良いと思います。特に、周りの人、あなたの味方、友人、家族、そして、パートナーから見て、みんなが幸せになる方向を見つけようとすることで、また一歩成長できるのではないでしょうか。Q.男の自信、女の自信という性別の違いってあるんでしょうか?A.「自信」というのに性別はないと思います。でも、男性ならではの、女性ならではの、というのは確かに存在するかもしれません。例えば、一般的に男性は「仕事」に関して自信がもてないのは生きていく上でとても苦労を感じますし、女性はファッションやスタイルなどに関しては自信のある、なしに悲喜こもごもだと思います。でも、それはあくまで統計的なもので、最終的にはやはり個人的なものですよね。「私の自信」というところに集約されるのではないでしょうか。そして、さらには「私らしさをそのまま受け入れること、承認すること」と言えるかもしれません。Q.自分の周りは好きな人だけ置きたい、関わりたいと思うのは自己中?A.その思いは自己中心的なものかもしれませんが、そうなってしまったのはどうしてなのでしょうね?今は人間関係に疲れていたり、精神的に余裕が無いときなのかもしれませんね・・・。自己中かな?と思うときは、ちゃんと自分で自分を見てあげるときなのかもしれませんね。誰かに見て欲しいと思うものだけど、自分で自分をちゃんと見て、承認して、何とか良い方向に導くアプローチを探してみるときなのかもしれません。自分自身(自分の心)との対話を心がけてみてください!Q.誰かいるところでは自分を良く見せたいと思ってしまい、一人になるとそういう思いはなくなります(今日気付いたのですが)。それってええかっこしぃということなのでしょうか?A.誰でも自分を良く見せたいという“本能的な”ものがあると思いますよ。誰でもええかっこしぃなところはあるし、逆に、自分を卑下して謙虚に振舞おうとするところもあるでしょう。こうしたパターンがよく見られるとすれば、もう少し掘り下げて自分を見てみるといいかもしれません。ええかっこしぃな人には自信の無さが隠れてます。自分をもっと承認してあげることが今のテーマなのかもしれませんね。(その2へ続く)
ワークショップのフォローアップ&テキスト集