「お金がないとき3」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

(「お金がないとき」、「お金がないとき2」とはちょっと色合いを変えて本質的な部分に切り込んで見ます)


今の社会で「お金」というのは生きていく上で欠かせないもの。
食べるのも、暮らすのも、移動するのにも、病気だったとしても、たいていはお金がかかってきます。

ですから、心理学でも「お金」を「エネルギー」と解釈し、お金がない状態というのは、いわば、ガス欠にも似た状態のように捉えられます。
車ならば動かない状態というわけですね。
(だから、お金がないと「何もできない!動けない!」とイライラしやすいのです)
また同時に心理学の世界では、多くの場合「お金」は、あなたとあなたの家でお金を稼いでくる人との関係性を表すと言われます。普通ですと「お父さん」ですが、もし、お父さんとの関係が(特に人格が形成される子ども時代に)良くなかったとしたら、大人になった今も何かしらお金に縁が無い、お金との関係もうまく行かない状態になることが多いんです。ですから、お金がない・・・という問題を感じたら、「癒し」という観点からはお父さんとの関係を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?つまりは、お父さんとの関係を癒し、関係性をスムーズにすることで、お金(仕事)についても状況を変えやすくなっていきます。その際、今のお父さんももちろん重要ですが、それよりも着目して欲しいのは、あなたの心の中にいるお父さん像です。だから、目を瞑って、お父さんってどんな人なのかを思い浮かべたり、紙にお父さんってどんな人なのかを表現してみたりするとイメージしやすいはずです。そのお父さんと近付き、許し、あなたの心を解放することが目的です。とはいっても、そんなすぐに簡単にできることではありませんので、完ぺきを求めなくてもいいんですね。お父さんとの関係なんて、ほんのちょっと前進しただけでも、影響力は甚大ですから、「まあ、少しはお父さんの気持ちも分からんでもない」と思えるようになっただけでも、だいぶ心境・環境に変化が現れやすいものなのです。お金がないと感じたら、改めてじっくり向かい合っていただきたいテーマです。
心の処方箋